スペイン個人旅行記 第1話 〜出国そしてマドリード空港到着〜

どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。前振りが長くなって、本編に入るまでにすっかり時間が空いてしまったスペイン旅行記のお時間がやってまいりました。完結まで、旅行当時のテンションを維持しつつ、駆け抜けてまいりたいと思いますので、お付き合いのほど、よろしお願いします。

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旅のテーマ

今回のスペイン旅行の最大のテーマは何と言ってもANAファーストクラスを使っての旅行ということです。

過去の記事で何度も触れ回ってるので食傷気味かもしれませんが、28万マイルという大量のマイルをひっさげ、出発日の1年近く前から席を押さえにかかり、幾度ともなくキャンセル待ちの状況確認を行い続けた末の座席獲得という、血と汗の結晶のファーストクラスのチケットを片手に羽田空港に向かう我々。

この並々ならぬ情熱を持っての確保したファーストクラスでの過ごし方は既に別記事でたっぷりまとめているので、別記事にてご参照いただければと思います。

IMG_6963ANA 国際線ファーストクラス搭乗記1 〜搭乗手続きからスイートラウンジ編〜
どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。前回の投降では、年末年始にファーストクラスの特典航空券を人気区間である羽田-フランクフル...

羽田→フランクフルト便

スペインってのは日本から直通便が出てないのですよ。なので、今回はドイツはフランクフルト経由です。NH223便でフランクフルトに向かいます。

フランクフルトって卒業旅行で行ったエジプト・モロッコ旅行やスペイン旅行の2年前に言ったベルギー・フランス旅行の際も使った、もはやお馴染み感のあることでお馴染みの空港です。

その旅行記はどうなったんだ?という無粋なツッコミはご法度です。単純に使った回数で言えば、2回しか行ったことのない小松空港よりもずっと親近感が湧いちゃいます。

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いざフランクフルト!

若干の出発遅れがあり、今回の便は羽田を12:15に発ち、現地時間の夕方16時過ぎにフランクフルトに到着することとなります。

機内ではさすがのファーストクラスってことで、飯は美味いし、酒も高級ラインナップだし、寝る時は座席がフルフラットになるし、パジャマもくれるしで当然ながら非の打ち所がないわけです。なので、約12時間のフライトの後でも体力の消耗が非常に少ないわけです。

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フルフラットを堪能する団長さん

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パジャマを着こなす団長さん

そんなこんなで無事、フランクフルトに到着。このチケット、末端価格で往復280万円です。すわなち片道140万円。何の意味があるか分かりませんが、フライト時間で割ると1時間当たり10万円を越える濃密な時間が過ごせたはずです。

フランクフルトに無事着いたのは良いのですが、次に乗るフランクフルト→マドリード便までは4時間ほど時間が空きます。結構持て余すレベルの時間です。かといって街に繰り出すほど時間に余裕があるわけでもない。こういった時にラウンジが使えるってのは嬉しいです。持っててよかったスーパーフライヤーズカード

できるだけ長い時間、ラウンジに滞在をしたいところですが、このフランクフルト空港があまりに広大すぎます。到着した場所からマドリード便が飛び立つターミナルに行くまでの道が非常に険しい。

さっきまで小松空港よりも親近感があるとか言っちゃったけど、前言撤回。全然親しんでいませんでした。。。結果、かなりの距離を歩き回る羽目に。。。苦労しつつもなんとか、ラウンジ到着

ルフトハンザセネターラウンジ in フランクフルト

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セネターラウンジ入り口
 
ここのラウンジはさすがドイツ!フランクフルトソーセージが食べることができます。ラウンジのソーセージでテンションが上がるのなんで、羽田のラウンジにあるいなり寿司を食べて、寿司を食べたと喜んでいる外人さんみたいなものなのでしょうが、やっぱり嬉しいじゃないですけ。

本場のビールと共にいただきます。

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ラウンジで食したもの

ソーセージ以外にも肉とイモという、なんともドイツらしいラインナップが憎いですね。既にビールを2口ほど飲んでしまっていることには気づいてはいけません。

本当はファーストで食事を堪能しすぎてほとんどお腹空いていなかったのですが、それでもついつい食べちゃうのは貧乏根性丸出しの庶民らしさは我ながら好感が持てますね。

お腹いっぱいの中、軽食を取り終わった段階ですが、マドリード便が飛び立つまでまだ2時間程度あります。日本時間でいうと既に夜中の2時頃をまわってます。フルフラットの座席で寝たとはいえ、やはり時差ボケ的な症状が出始める時間です。

この辺りで同行者であるお嫁ちゃんの電池が切れてしまい。熟睡モードに。。。

毎度思うけど、目覚ましもかけずに完全熟睡するこの姿、団長さんがウッカリ寝てしまう自体をを微塵も想像しないのでしょうかと思いますが、全幅の信頼を置いてくれているということなのでしょう、おそらく。

途中、さすがの団長さんも眠くなってきましたが、熟睡しているお嫁ちゃんを見てると、さすがに寝るわけにはいきません。

最悪の場合、スペインの旅が急遽ドイツの旅に鞍替えされてしまいます。当然ドイツの宿は取っていません。宿がなくても、道端をキャンプ地とすれば良いという話を聞いたこともありますが、テントも寝袋も持ってきていません。

話が反れました。閑話休題。なんとか耐えて出発時間まであとわずか。ここらでお嫁ちゃんを叩き起こして、マドリード便が飛び立つ搭乗口へ向かいます。相変わらずの広大な空港なので、搭乗口も遠い。。。

フランクフルト→マドリード便

てことで、いよいよマドリードに向けて出発です!LH1120便です。

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いざマドリード!

このフライトは3時間弱の中距離路線です。言い忘れてましたけど、この便はビジネスクラスなんですよ。特典航空券のルール上、羽田からマドリードまでファーストクラス扱いなのですが、この便にファーストクラスの設定がないので、ビジネスクラスをあてがわれているのです。

本来なら、ビジネスクラスってだけでテンションが上がるところなのですが、さっきまでファーストクラスに乗っていたことや、ビジネスクラスと言いつつもシートは通常の3人掛けシートを2人使用するといったチープ感が否めないこと、そして最大級に眠いことから、テンションが上がりません。

どれくらい上がらないかというと、写真もほとんど撮ってないし、機内食も断るし、酒も飲まずに水をもらうし、ずっと寝てるしって感じです。

たまに、国内線のプレミアムクラスとかで機内食を食べないオジさんいるじゃないですか。あぁいう人見ると、本当の金持ちというか余裕のある大人だなぁと思うのですが、まさにそんな立ち居振る舞いをしてしまったわけです。機内食やドリンクを断ったときのCAのお兄さんの悲しそうな表情には少々胸を打たれましたが。。。

まぁ一点、このビジネスクラスに文句を言わせてもらうとすれば、シートですね。やっぱり通常シートの2人使いってのは貧乏くさいです。てか、私ことお金を援助しないタイプの足長おじさんにとっては、シートの前後幅ってリラックスできるかのすごく重要なファクターなんです。日本人の団長さんでも窮屈なんだから欧米人はもっと狭かろうに。。。

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ビジネスクラスに乗った唯一の証拠

そんな感じでビジネスクラスを楽しめないくらいボロボロになりながらも、何とかマドリード空港に到着です。中途半端に熟睡したせいで頭が朦朧としています。折角のビジネスクラスなのに、ビジネスに乗った感がなさ過ぎて今思うと勿体無いのですが、それ以上に眠かったんです。。。

頭が朦朧しながらも、幸運にもドイツの時点で入国審査を終えているため、EU内のスペインではスムーズに入国完了。この時点で時計は現地時間の23時半です。夜もとっぷりと更けてきました。さて、ホテルに向かいましょうか。

次回予告

はい、今回は出国からスペイン到着までの模様をお伝えしました。日本を出たのが昼の12時頃で、スペインに着いたのが夜中の23時半。かれこれ、20時間くらい移動してます。その間にしたこと言えば、食べる、飲む、寝る。太って帰ってしまいそうです。

次回はマドリードのホテル到着から最初の観光地、トレドの様子をお伝えしたいと思います。お楽しみに〜。

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