スペイン旅行記 第12話 コルドバ観光 ユダヤ人街・夕暮れのローマ橋編
どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。ついつい長くなってしまったコルドバ観光編も今日で最終回です。メスキータ観光を終えた我々はユダヤ人街を散策し、夕暮れを迎えたローマ橋にうっとりして、この日の宿泊地であるセビーリャに向かいます。
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ユダヤ人街
ここは昔、ユダヤ人が住んでいた地区です。歴史的には、元々ユダヤ人が住んでいた地区ではあるのですが、レコンキスタ終了後のユダヤ人追放令によって、この街からユダヤ人達は去ることとなった、そんな背景がある街です。
入り組んだ小道があり、各小道には花の小鉢が飾られているといるという洒落た場所なんです。
今回の滞在は冬だったので想像になりますが、真夏の暑い時期には白壁で挟まれた小道に花を飾ることで少しでも涼を取るのだろうな、ということを感じさせられます。
花で飾られた道
お嫁ちゃん、小道に立つ
涼しさを演出するパティオ
花の壁面
ここ、ユダヤ人街は花で飾られた小道があるだけのスポットではなく、お土産やも点在しています。革製品だったり、焼き物だったりが取り扱われています。
焼き物屋
この日の朝までいたマドリードとは異なる雰囲気の工芸品が多いです。色使いなどを見てると、アンダルシア地方にはるばるやってきたのだな、と感じさせられます。
夕暮れのローマ橋
ユダヤ人街のお土産屋巡りも一段落した頃、気づけば日も暮れ始める時間です。ここに再度、ローマ橋に向かいます。
そこには赤い夕日で照らされるローマ橋の姿が。
夕暮れのローマ橋
団長さん@ローマ橋
いやぁ美しい。いくらでも眺めていたくなる光景です。出発前に色々リサーチしていた中で、夕暮れ時のローマ橋の景色は最高、と紹介されているのを見ていたので来てみましたが、その甲斐ありまくりでした。是非皆様にもオススメしたいです。
コルドバ駅へ出戻り
日が暮れるまでローマ橋で過ごした我々。ただ、いつまでもここに居座っているわけには行きません。この日の宿泊地はコルドバから150kmほど離れた場所にあるセビーリャなのですから。
行きはコルドバ駅から市街地までタクシーで来たのですが、まだ電車の時間まで余裕があるので徒歩で向かってみることに。
しかし、2kmほどの距離とはいえ、初めての街を夜にいきなり歩くと言うのはなかなか緊張感が漂いますね。。。
時間的な制限がなければ何の焦りもないのですが、いかんせんセビーリャ行きの電車の切符は時間指定済みでしっかりと手元にあるわけですから。
地図を適宜確認しながら歩いて何とか無事到着です。まずはバスターミナルに行って荷物を回収し駅へ。
駅にはクリスマス感のあるイルミネーション
いざセビーリャ
コルドバ駅から定刻通り電車でセビーリャに向けて出発です。長距離路線ではないからでしょう。今回の旅で乗った電車の中では明らかにランクが下がる電車でした。
車内も若干暗い気がするし、シートも固めかつ狭めで何か車内も変な臭いがします。この海外旅行での危険度がちょっと高まる感じ、久しぶりです。
いや、まぁ特に何もなかったんですけどね。
そんなことを感じてる団長さんを尻目に爆睡するお嫁ちゃん。
セビーリャは終点ではないので、団長さんまで寝てしまったら海外で乗り過ごして途方に暮れることになるというのに・・・きっと団長さんに全幅の信頼を置いていてくれるのでしょう、ということにしておきます。
セビーリャ着
大した距離でもないので、電車は1時間ちょっとで目的地であるセビーリャに到着です。この日の宿は位置がちょっとネックなんです。
まず、セビーリャの街はアンダルシア地方の多くの街と同様に市街地と駅に距離があります。ほんの数時間前のコルドバでの経験もあり、夜道の徒歩だとちょっと躊躇する距離です。
しかも、押さえている宿は駅から見て市街地を越えてさらにその先にあるホテルなのです。
何でそんなアクセスの悪いホテルにしたかというと、設備の割りに宿泊費が安かった、それだけです。
最悪タクシー使ってもまだ他のホテルに比べても安いってことで選んだホテルなのですが、この日は何故かまだ元気だったので路線バスを使ってみることに。
便利な時代なもので、どの番号のバスに乗ればホテルの近くまで行けるかを出発前にネットの力でリサーチができる時代です。
てことで、目的のバス停を探すまでは若干手間取りましたが、バスに乗ってしまえば降りるバス停を謝らなければ無問題です。
なんなく、バス停も間違えずに降りることができ、ホテルに無事到着です。
この日は手違いで昼食を通常の2倍食べてしまったので、2人ともお腹が空いてなかったのでこのまま就寝です。おやすみなさい。
次回予告
コルドバ観光を終えて、無事セビーリャに着いた我々。翌日はセビーリャ観光・・・とは行かずにアンダルシア地方に更に切り込むべく、アルコス・デ・ラ・フロンテーラという小さな街を目指します。次回もお楽しみに~。
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