ANA ブロンズ会員のメリットのまとめ
どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。既にJALの上級ステータスそれぞれのメリットには詳しく解説してきましたが、団長さんは2015年から諸事情でJALユーザーに鞍替えしたものの、元々はANAユーザーなんです。
そんなわけで、これからは数回にわたり、ANA上級ステータスのメリットについて、実体験を元にメリットを解説していきたいと思います。
ANAで上級会員を目指す際に目標となるのはスーパーフライヤーズ会員の資格を得ることができるプラチナ会員になると思います。
そんなプラチナ会員を目指すうえで、必ず経由しなくてはならないブロンズ会員のメリットについて、今回は紹介をしてまいります。
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目次
ANAブロンズ会員の到達条件
プレミアムポイント:30,000ポイント
(内ANAグループ運行便で15,000ポイント)
ANAの上級ステータスの獲得条件は、JALと比べてシンプルです。JALでいうところの”FLY ONポイント”にあたる“プレミアムポイント”をためることが条件です。JALと異なるのは、搭乗回数での到達条件が無いということです。
ちなみに、これを私が仕事で良く使っていた羽田-神戸便のビジネスリピートの券種では1搭乗辺り960ポイントなので32回、つまり16往復でブロンズ到達です。これが団長さんが就職活動時に使っていた新千歳-羽田の株主優待の券種になると、1搭乗辺り1,165ポイントなので、13往復です。
こう見ると、距離が遠いにもかかわらず、新千歳便の効率の悪さが目立ちます。やはり、ビジネスリピートの運賃倍率が100%であることのメリットが大きいのです。
ANAブロンズのメリット
マイルアップのメリット
ボーナス条件が決まる要因は下記の2つです。
最大で15%ほどの差がでてきます。ちなみに、出張の定番である羽田-伊丹便のビジネスリピートに落とし込むと各条件でのボーナスマイルは・・・
このように最大で42マイルほど差が出てきます。毎週の出張となると1年で結構な差が出てきます。
予約時のメリット
ブロンズ会員専用サービスデスク
上級会員の中では最下層のブロンズ会員といえども、専用のサービスデスクは一般会員と比較すると格段に電話が繋がりやすくなります。
ANAはJALと異なり、予約便の変更をWebから実施できるのでサービスデスクに電話する機会は少ないと思いますが、緊急でイレギュラーな対応が必要なときほど威力を発揮するメリットです。
優先キャンセル待ち
当然、更に上級のプラチナやダイヤモンドよりは優先度は落ちますが、それでも一般会員より後にキャンセル待ちをかけても、優先されるのはキャンセルが出た席を確保できる可能性が格段に上がるので、メリットは大きいといえるでしょう。
当然、本人だけでなく同行者も対象となります。繁忙期に飛行機に乗る機会が多い方にはメリットの大きいサービスですね。
国内線座席指定の優先
窓側派、通路側派の他に前方派など色々あると思いますが、選択の優先権があるのは嬉しいです。3人シートの真ん中とか居心地悪いですもんね。到着後の時間を少しでも有用に使うことを考えると、少しでも前方座席を指定するというのも、大切な戦略です。
空港でのメリット
優先チェックイン
国際線ではプレミアムエコノミーのカウンターを利用することが可能です。国際線では基本的にチェックインカウンターの利用が必要となるので、待ち時間が多少でも短くなるこのサービスはメリットが感じられるサービスです。
手荷物許容量の優待
優先空席待ち
種別S:ダイヤモンド会員
となります。ご覧頂くとわかるように、ダイヤモンド会員は当然種別Sと最も優遇を受けていますが、ブロンズ会員も1つ上のステータスであるプラチナ会員と同格の扱いとなります。
種別Aであればステータスが下でも当日の早く申し込んだ順に席が割り振られるので、ブロンズ会員も捨てたものではありません。プラチナ会員としては不満でしょうが・・・。
出張の際には、予定が早く済んだので便を変更したいケースなどがよくあるので、かなり嬉しいサービスですね。
ラウンジ利用のメリット
昨今、昔よりもラウンジで提供される飲み物のの質も低下してきてるので、マイルやアップグレードポイントを消費してまで使う意味があるかは個人的にはかなり微妙に感じます、特に国内線は。
国際線は待ち時間によっては使う価値があるかもしれませんが、4,000マイルってのは結構惜しい気がしますよね。一般的に1マイルの価値は2円で計算しますので、8,000円の価値があるのかと言われるとどうも・・・それならば、オークションなどでスイートラウンジの利用券を落とす方が有意義です。
その他のサービス
座席クラスのアップグレード
そのアップグレードポイントを使うことで、各座席をアップグレードできるというサービスです。ちなみに、本人だけでなく事前に特典利用者登録を済ませておけば、2親等以内の家族も対象となるのが嬉しいところです。
また、昼食や夕食の時間帯の便を選択すると、機内で高級弁当が食べられるので、よりお得感が出てきます。
ちなみに、昼食は11:00~13:00に出発する便、夕食は17:00以降に出発する便です。これ以外に、11:00以前に出発する便では朝食が、それ以外の時間帯の便では軽食が提供されますが、狙うべきはやはり昼食か夕食がオススメです。
これまでに国内線では普通席とプレミアムクラス、国際線ではエコノミー、ビジネス、ファーストの全てを乗った経験がある者の実体験に基づく感想としては、それぞれのクラスには下のクラスにはない満足感のあるすばらしいサービスが提供されているんです。だからこそ、このサービスは大きなメリットがあると私は考えています。
アップグレードポイントのSKYコインへの交換
ただ、プレミアムクラスへのアップグレードが1回7,000円で、4ポイントでアップグレード可能なことを考えると、できる限りアップグレード用に使う方がポイント対効果は高いです。あくまでも、ポイントが使いきれない際の策、といった様相の強いサービスです。
マイルからANA SKYコイン交換率の優遇
ANA ブロンズ会員メリットのまとめ
いかがでしたでしょうか。プラチナ会員を目指す際の通過点となるブロンズ会員のメリットについてご紹介いたしました。
私がプラチナ会員に到達した2009年はブロンズ会員には正直目もくれていなかったので、メリットについてろくに調べてもいませんでしたが、改めてまとめてみると、ブロンズもそんなに捨てたものではない気がしてきます。
しかし、あくまでもここを通過点とする人が多いこともまた事実。ここから更に飛行機に乗ることをを考慮するとボーナスマイルの増加と座席指定の優先が特に大きなメリットかなと思います。
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