JAL国内線ファーストクラス搭乗記
どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。今回は前回紹介した、JALの国内線ファーストクラスアップグレードクーポンの使い方の解説に関連した記事です。
今回、初めて国内線のファーストクラスに乗ったということで、搭乗記というか体験記をご紹介したいと思います。
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目次
アップグレードクーポンの利用の経緯
前回の記事でもご紹介したとおり、アップグレードクーポンの使い方には若干の癖があります。
事前予約失敗
私は今回、出張にかこつけて、伊丹発羽田行きの最終便で利用しました。出張の際はeビジネス6の運賃を使用しています。この運賃であれば、アップグレードを事前予約できるところなのですが、今回は予約しようとした時点で、時既に遅しでした。
予約センターにアップグレードの予約をお願いしたところ、ファーストクラスの座席自体は空いているのですが、eビジネス6の利用者がアップグレードできるほどは空いていない状況でした。なので、キャンセル待ちをお願いすることに。この際は確か搭乗の2週間前くらいだったと思います。
JGCプレミアってことで放っておいても席が用意されるものかと高をくくっていましたが、全然ダメです。結局、キャンセル待ちの制限時間である前日の20時の時点で連絡は無し。うーん、JGCプレミアとはいえ、狭き門なのですね。
当日予約を目指す
しかし、ここで諦めるほど潔い団長さんではありません。
当日に空席があれば問題ないのです。実はこの日は当日の空席にかける上で、有利な点が。それは日帰り出張であったことです。
始発便で羽田から伊丹へ飛ぶため、このタイミングで帰りの夜の最終便に空席があれば確保することができるという算段です。結果、当日の早朝に駆け込むとバッチリ空席が1席残っていました。素晴らしい読みです!
国内線ファーストクラスについて
搭乗~離陸まで
機内への搭乗はもちろん、最優先。JGCプレミア会員であるため、どっちにしろ最優先なのですが、今回はファーストクラス利用者の立場のつもりで最優先搭乗を行います。もはや気持ちの悪い自己満足以外何物でもない世界ですが・・・
自分の座席に着くとすかさずCAさんがやってきます。まずはここで上着を預かってもらいます。冬場のこの時期はコートが皺にならないようにハンガーで保管してもらえることが嬉しい限りです。
上着を預けると着席です。すると、再びCAさんがやってきて自己紹介がなされます。
このたびはファーストクラスのご利用ありがとうございます、団長さん
今回担当をさせていただきます●●です。よろしくお願いします。
といった具合です。こういうのなんか好きです。引き続いて新聞は読むかと聞かれるので、スポーツ新聞を発注です。新聞が来るまでの間にリラックスモードになるために靴を脱いで専用スリッパに履き替えましょう。
スリッパ装備!
これで完全に仕事から解放されたオフモードに突入です。新聞か片手に離陸を待ちます。
機内食
離陸すると程なくして、安定飛行に入ります。ここからがお待ちかねの機内食タイムです。テーブルを出して、万全の体制で機内食を待ちます。
テーブル設置完了
機内食の前にドリンクについて聞かれます。ドリンクのメニューには当然アルコールも含まれており、充実しています。
アルコールメニュー
ソフトドリンクメニュー
充実しすぎていて、とてもじゃないけど、短距離路線では楽しみきれないのが辛いところですが、まずは何にせよビールをオーダーです!
そして、ビールが来るまでの間は食事のメニューでも眺めてテンションを上げていきます。この日のメニューは、〜若狭湾の海の幸を味わい尽くす〜と銘打たれたもので、福井県の料亭とコラボしたメニューとなります。
本日のお品書き
小鉢
永平寺厚揚げと越前水菜のたいたん 鯛ひしお風味
福井小鯛笹漬けと蟹の酢味噌掛け 若狭名産焼竹輪
主菜
若狭牛薬膳煮込み味噌風味しいたけと共に 白髪葱
鯖コロッケ福井梅干しのタルタル添え
越のルビーのスープずわいがにを浮かべて
ご飯
俵御飯(特別栽培コシヒカリ さばえ菜花米)
汁物
若布の味噌汁
茶菓
禅味空「白胡麻葛ようかん」
というラインナップ相変わらず字面だけではよく分からないイケてるメニューです。唯一わかることは、福井の特産品を色濃く使っているということでしょうか。
福井と言えば蟹なので、蟹が食べられるメニューであることについて、心の中でガッツポーズを取りつつ配膳を待ってると機内食がやってきました。
機内食到着!
美味そう!何が美味そうってちゃんと陶器の皿に配膳されていることです。これがANAのプレミアムクラスだと、弁当箱風のプラスチックの入れ物になってしまいます。やはり、プラスチックのケースと陶器の皿では見た目にも印象が大分異なります。
小鉢アップ
主菜アップ
まぁ当然ながらどれも美味です。今回のヒットは蟹・・・ではなく鯖のコロッケです。ジャガイモをベースにしているのですが、鯖の身が混ぜ込まれていて抜群に美味です。コロッケにもいろいろなタイプがあり、その中でも固めの俵型で細かいパン粉が使われているコロッケが好みなんですが、正にドンピシャの味。
小鉢にも厚揚げなどに、ビールに合うものが盛りだくさんでヱビスがガンガン進んでしまいます。本来ならばじっくりと酒を飲みながら機内食を満喫したいところなのですが、いかんせん短距離路線。時間との戦いもあります。
メニューを見て、”森伊蔵”があることにテンションが上がっていたため、ヱビスを一気に流し込み追加発注です。
森伊蔵水割り
これまたまろやかな口当たりで美味い。なんでこんな美味い焼酎を時間を気にして飲まなければならないんだろう、そんな葛藤を抱えながら飲み進めていき無事機内食を完食。時間を見ると、ほぼほぼ降下が始まる時間です。
これはやばい。即座にラストオーダーとして食後のコーヒーを注文。
食後のコーヒー
ギリギリのタイミングで届き、ことなきを得ます。さすがにドリンクを3回注文している人は他にはいなかったですね。貧乏臭さ炸裂ですが、仕方ありません。とりあえず機内食を満喫することができて大満足です。
シート
機内食にばかりをフューチャーするのもアレなので、シートについてもご紹介しておきましょうか。
混雑する機内で上手に写真を撮ることがなかなかできず、イマイチな写真ですが一応撮影したので、アップしておきます。
ご覧の通り、白色が印象的な革張りのシートです。2列目のシートに座りましたが、前後の座席空間が130cmという実に余裕のある設計なのが長身の団長さんとしては嬉しい限り。リクライニング操作やフットレストも実に快適だし、手元に設置してある読書灯は新聞などの見易さ抜群です。
JAL国内線ファーストクラス搭乗記まとめ
ほとんどが機内食の紹介となってしまいましたが、JAL国内線のファーストクラスの搭乗記をお送りしました。やはり、伊丹便という短距離路線ではファーストクラスを完全に満喫することは難しいです。どうしても、目一杯楽しんでやろうという思いが強すぎて、慌ただしい時間を過ごすこととなります。
これまでANAのプレミアムクラスには何度も乗ってきましたが、機内食がちゃんとした食器で提供されるのは、国際線のようで実に良いサービスだと思います。次回は是非沖縄路線のような長距離区間で使いたいものです。1月現在で3月末期限のクーポンが1枚残ってますが、伊丹便で使うしかなさそうなのが寂しいところです。。。
団長、こんにちは!
ファーストクラスいいですねぇ。さすがの食事、シート、サービスです。私がお世話になることはないだろうなぁ(笑
しかし、1hのフライトではゆっくり堪能する時間はなく短すぎますね。
またの記事楽しみにしています。