JAL国内線ファーストクラスアップグレードクーポン利用法

どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。完全にノーマークだったのですが、JGCプレミアになったタイミングでJALから国内線ファーストクラスのアップグレードクーポンが届きました。

今回はアップグレードクーポンの基本的な使い方から、ただ使うだけでなく無駄なく使う方法までをご紹介をしたいと思います。

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獲得条件

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私が今回もらえた理由はJGCプレミア会員になったためです。JGCプレミアカード到着時に封筒の中に同封されていました。

これ以外に貰える条件はダイヤモンドステータスやJGCプレミアステータスに到達した際のサービスセレクションでアップグレードクーポンを選択した時です。

利用条件

利用者可能者

利用できるのは”本人もしくは2親等以内の親族”と結構狭き門です。利用予定がないからヤフオクに流すといったやり方はできないので注意が必要です。

利用可能時期

クーポンが提供された年の年度末、すなわち3月が利用期限となります。私は11月にクーポンが届いたので、翌年の3月までが利用期限となります。使える期間は4ヶ月と意外に短いです。ギリギリでステータス到達したので仕方がないですが・・・

もちろん、サービスセレクションで提供された場合はこの限りではなく、1年の間で使えますので、この点はご安心を。

利用方法

まずは普通席を確保しなければなりません。普通席を確保した上で、クーポンによりファーストクラスへのアップグレードが可能となります。

アップグレードクーポン利用にあたっては、この普通席を確保する際にどの券種にするかで流れが変わってきます。何が変わるかというと、事前のアップグレードの予約が可能か否かです。

アップグレードの事前予約可能パターン

事前にアップグレードの予約ができる券種は下記の運賃です。
 
 ・大人普通運賃
 ・小児普通運賃
 ・往復割引
 ・シャトル往復割引
 ・身体障がい者割引
 ・JALビジネスきっぷ
 ・eビジネス6
 ・特便割引
 ・特別乗継割引

どれもちょっと高めの運賃ばかりですが、上記の券種で普通席を買っていれば、事前予約が可能です。事前予約については、Webからは手続きができないため、予約センターへの電話が必要です。

私が今回利用した際は”eビジネス6”を利用していたため、事前にアップグレードの予約できるはずでした。が、意外な落とし穴が。実は空き席があれば必ずアップグレード予約ができるというわけではないんです。

Webでファーストクラスの空きがあることを確認した上で、予約のために電話した際は・・・

 eビジネス6でアップグレードできる席数はすでに満席です

との非常な言葉が返ってきました。eビジネス6は予約可能な運賃の中では安価な券種なので、こういう事態になってしまったようです。なので、空き席に余裕があるからといって油断せずに早めに予約を入れることが重要です。

アップグレードの事前予約不可パターン

これは先ほど紹介した券種以外で普通席を確保しているパターンです。先得や特典航空券など安価な運賃の券種の場合が該当します。

この場合、アップグレードするためには利用当日に空港で申し込む必要が有ります。利用可能な条件は当日空席がある場合のみです。結構な狭き門です。

空席がない場合は空席待ちをかけることも可能ですが、JALのファーストクラスは設定路線及び座席数がANAのプレミアムクラスと比較して少ないため、ある程度のステータスがないと当日利用は難しいかもしれません。

アップグレードクーポンを無駄のなく使う方法

ここまででアップグレードクーポンの使い方の基本的なルールについてご紹介しました。次からは可能な限り無駄なく使う実践的な使い方を解説していきます。

どの路線で使うか?

先述した通り、JALのファーストクラスはANAでいうところのプレミアムクラスに該当しますが、プレミアムクラスと比較すると設定路線も座席数も極めて少ないです。
 
JALでファーストクラスが設定されている路線は下記です。
 
 ・羽田-伊丹(12便/日):約1時間10分
 ・羽田-新千歳(13便/日):約1時間35分
 ・羽田-福岡(15便/日):約2時間00分
 ・羽田-沖縄(2便/日):約2時間45分
 
1日あたりの設定便数とフライト時間も合わせて記載してみました。全て羽田が絡む便となっています。最短の伊丹便と最長の沖縄便で比較すると、フライト時間が1時間30分違います。
 
同じクーポン1枚でサービスを受けられる時間が倍以上異なることを考えると、沖縄便を利用したくなるのが人の性です。

しかし、沖縄便は便数が2便と少ないです。それに加えて、沖縄路線は上級ステータスを目指す修行僧が多く使う便で、大量のFLY ONポイントを狙う人はファーストクラスを利用するケースが多いので、必然的に競争率がかなり高くなります。

事前予約可能な券種で普通席を確保しておかないとアップグレードは現実的ではないかもしれません。
 
このため、できれば福岡、少なくとも新千歳便あたりで使うのがベターな戦略と言えます。
 
一方、伊丹での利用は可能な限り避けたほうが良いです。私は伊丹で使わざるを得なかったのですが、ドリンクや食事のサービスが提供されるのは安定飛行に入った後なので、実質的に40分程度しかありません。この時間で食事をしたり、お酒を飲んだりというのは非常に慌ただしく、優雅な感じが全然ありません。

いつ使うか?

これは可能な限り早い時期に使うが吉です。クーポンの有効期限は年度末の3月になります。その時期が近くなるほど、使いきれなかったor使い忘れていたクーポンを無駄にしないために何とか使い切ろうとする人が増えて、これまた必然的に競争率が上がっていきます。

みんなができるだけ使いたくないと考えている伊丹便ですら、取れないケースも3月が近づくにつれて増えてきます。

先ほどの話と矛盾しますが、結果的にクーポンそのものを無駄にする・・・といったケースにもなりかねないので、伊丹便でも良いから見切りをつけて、割り切って使ってしまうという戦略も最終的にはアリだと思います。

どの時間帯で便を使うか?

使う時間帯で結構な差が出ます。どんな差かというと提供される食事の差です。これも、どうせクーポン1枚を使うなら、より厚いサービスが提供される時間帯で使いたいというのが人情というものです。
 
 ・朝食:〜10:29出発
 ・昼食:10:30〜13:59出発
 ・軽食:14:00〜16:59出発
 ・夕食:17:00〜出発

当然、夕食が狙い目です。昼食でも悪くありません。が、軽食はどうしても型落ち感が否めません。軽食の良いところは茶菓が提供されるところです。一杯飲みながら食事というよりはリッチな茶菓を楽しみたいという場合は、軽食の時間帯が競争率も低く狙い目かもしれません。

JAL国内線ファーストクラスアップグレードクーポンのまとめ

以上が、JAL国内線ファーストクラスアップグレードクーポンの使い方のまとめとなります。通常料金との価格差が8,000円のファーストクラスを楽しむことができるクーポンです。使う際はちょっと注意やコツが必要ですが、是非上手に使ってみていただければと思います。

思いの外長い記事になってしまったので、ファーストクラスの搭乗機については別記事でまとめます。

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