JAL-JGCプレミア サービスセレクション2016の選び方

どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。今年1年はJALに乗る、そんな状況になってから既に10ヶ月あまりが経ちました。

JAL便への搭乗を繰り返し、遂に私もJGCプレミアまでステータスをあげることができました。

JGCプレミア会員の特典として、サービスセレクションがあります。これは、6種類の特典から1つを選択できるというものです。

どれを選ぶべきか、折角なので自分にとって最もメリットが大きいサービスを選ばないといけません。自分のためにも、各サービスでどれがコスパやメリットが高いかを分析する必要があるので、記事にまとめてみました。

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選択可能なコースについて

6種類のコースが選択可能です。

2015年度のコースから ”ホテル・旅館コース”が無くなり、”スマートギフトコース”が新設されたり、元々”JAL クーポンコース”にあったフラワーギフトクーポンが”パートナーステイタスコース”に移ったりと若干の変更が出てきています。

まずは各コースについて、どれくらいの価値があるかを見積もってみたいと思います。

1)e JALポイントコース

・e JALポイント 20,000ポイント
・クラスJ-eクーポン:10区間分
 
クラスJ-eクーポンは1区間につき1,000円と同義なので、トータルで30,000円分のコースとなります。

このコースのポイントとしては、e JALポイントは航空券やツアー代金に充てることができるということです。クラスJ-eクーポンも飛行機に乗らない限り利用用途が無いことを考えると、翌年もJAL便に乗ることを前提としたコースと言うことができます。

2)パートナーステイタスコース

・パートナーステイタス:1名
・国内線ファーストクラスアップグレードポイント:2枚
・フラワーギフトサービス:1枚
 
パートナーステイタスは本会員と同様のステイタスを、配偶者が会員本人の同行なしでも受けることができるコースです。ポイントは”配偶者”ということですね。未婚者には縁のない選択となります。
 
国内線のファーストクラスと普通席との価格差は8,000円なので2枚で16,000円分です。ここまでは簡単に価値を見積もれます。
 
で、問題はパートナーステイタスにいくらの価値があると見るかです。ポイントはもちろん”配偶者がどれだけ飛行機に乗るか”ということになります。
 
その際に受けられる優先搭乗やラウンジ利用のメリットを数値化するのは主観による部分が大きいので、単純に数値化ができそうなボーナスマイルを数値化するのが分析方法としてベターかなと思います。
 
JGCプレミア会員ではボーナスマイルの積算率は105%、つまりマイルの貯まり方が通常会員に比べて2倍程度効率的になります。マイルの価値は、国内線特典航空券に使うケースを想定して最低でも2円/マイル以上とみなします。
 
仮に配偶者が翌年に2回(羽田-沖縄、羽田-札幌)、特割で旅行に行くケースを考えてみましょう。それぞれのボーナスマイルは下記となります。
 
羽田-沖縄(往復):1,549マイル
羽田-沖縄(往復):804マイル
 
合計2,353マイル、すなわち4,706円分に換算されます。

フラワーギフトサービスは指定した日に花を届けてもらうことができるサービスです。正確なリサーチはできませんでしたが、このサービスを利用されている方のブログなどで実際の花の写真を見ると少なくとも5,000円相当の価値はあると思います。 

上記の3つの特典を足し合わせると25,706円の価値と定義付けることができそうです。
 
このコースは配偶者が飛行機に乗る回数を増やすことでいくらでもボーナスマイルを増やすことができますし、それ以外にもJGCプレミア会員が受けられるサービスにどこまでお金に現れないサービスにどこまでの価値を感じるかで、評価額以上のメリットを見出せるコースと言えます。

3)国内線プレミアムコース

・クラスJ-eクーポン:50区間
 
クラスJ-eクーポンに全振りしたコースです。クラスJへのアップグレードは1,000円の追加料金で可能なので、単純計算で50,000円分の価値があります。
 
ただし、年間50回飛行機に乗らないと使い切れないというのがネックとなります。ちなみに、2親等以内の親族であれば、譲渡可能です。ただ、出張族は会社とJALが法人契約している場合、クラスJへのアップグレードが無料でできるキャンペーンが現在半永久的に行われているので、メリットが薄いコースになるかもしれません。

4)スマートギフトコース

・リンベルスマートギフトカタログのポイント:31,000円分

前年までの”ホテル・旅館コース”にあたるコースとなります。”リンベルスマートギフトカタログ”の中から旅館の宿泊や食事券、商品券、家電製品と交換できるポイントを31,000円分もらうことができるサービスです。

5)JALクーポンコース

・JALクーポン(2,000円/枚);10枚
・ラウンジクーポン:3枚
・国内線ファーストクラスアップグレードクーポン:2枚
 
JALクーポンは航空券やツアー代の支払いだけではなく、JALホテルでの飲食や宿泊に使えるので、汎用性が高いことが嬉しいポイントです。このクーポンが10枚分なので20,000円分の価値です。
 
続いではラウンジクーポン。当然JGCプレミア会員はクーポンなど使わなくてもラウンジには入り放題なので、他人に譲渡するのが主目的となります。仮に、これをヤフオクで売却するとなると6,500円が相場のようです。手数料諸々を鑑みて、6,000円/枚、すなわち3枚で18,000円の価値と見なします。
 
最後はおなじみの国内線ファーストクラスアップグレードクーポン。こちらは、8,000円/枚と見るので、16,000円の価値です。
 
これらを合計すると、このコースは54,000円の価値が有るコースと見なせます。

6)選べるギフトコース

・いろいろ選べるギフト
 
このコースはJALのWeb上にあるカタログに記載されているBコースの商品を1つもらう事ができるというコースです。商品の詳細は3月まで不明ですが、2015年度のカタログを確認したところ、最大でも実売価格30,000円の商品が並んでいます。
 

どのコースを選ぶべきか

まとめると、各コースの価値は諸条件があるものの、下記に定義づけできます。
 
1)e JALポイントコース:30,000円
2)パートナーステイタスコース:25,706円
  (パートナーが羽田-沖縄、羽田-新千歳を往復する前提)
3)国内線プレミアムコース:50,000円
4)スマートギフトコース:31,000円
5)JALクーポンコース:54,000円
6)選べるギフトコース:30,000円
 
ただし、諸条件というのがかなりミソです。単純に見ると、5)が1番割が良さそうですが、ラウンジクーポンをヤフオクなどで売却する前提なので、手間がかかりますし、相場次第で価値も変わります。また、ファーストクラスアップグレードクーポンも飛行機に乗らないようなら不要です。
 
飛行機に乗らない限り不要というのは、1)と3)に対しても同じことが言えます。なので、飛行機に乗らない場合は4)か6)が無難となります。4)と6)では6)によほど欲しい商品がある場合を除けば、汎用性の高い4)のコースがベターな選択といえます。
 
評価が難しいのは2)のコースです。これは、パートナーが飛行機に乗れば乗るほどパフォーマンスが良くなり、さらにはJGCプレミアのサービスを受けることができるというお金で評価できない付加価値もでてきます。対象となるパートナーが飛行機に乗る機会が多い場合は是非、選択すべきコースだと思います。
 
私は、妻が一人で飛行機に乗る機会が殆ど無いことと、必ず帰省などでJAL便を使う機会があることから、5)のコースを選択したいと思います。ヤフオクでラウンジクーポンを売ることも特には苦にならないと感じることも一因です。

JGCプレミア 選べるギフトコースのまとめ

いかがでしたしょうか。各コースとも、翌年に飛行機に乗る乗らないといった状況に応じてメリットが変わってくることがお分かりいただけたかと思います。80,000FLY ONポイントをためるまで、飛行機に乗ることで手にした権利なので、本記事が皆様にとって、最もメリットのあるコースを選ぶ一助になれば幸いです。

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