ANA陸マイラーが年間21.6万マイル以上をためる方法
どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。ANA陸マイラーとしてマイルをためる方法を紹介しているシリーズです。今回は、陸マイラーとして切っても切れない存在である”ポイントサイト”をフル活用したマイルのため方についてご紹介と思います。
陸マイラーとして、大量のマイルを貯めるためのノウハウはポイントサイトの利用に帰結するといっても過言ではないくらい重要な事項となりますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
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目次
ポイントサイトとは
まずはポイントサイトとは何ぞや?という話からです。ポイントサイトとは、サイト内にある広告のクリックやアンケートへの回答、各種サービス(クレジットカード発行、保険、資料請求etc.)への申し込みにより、ポイントが獲得できるサイトを指します。
ここで貯めたポイントは様々な使い方ができます。現金として銀行口座への振込みやSuicaやEdyなどの電子マネー化も可能です。しかし、ここで最もお勧めしたいのがANAマイルに交換する使い道です。
なぜANAマイルに交換する使い道がお勧めなのか。それは還元率の高さにあります。使い方によっては、現金化した際と比較して2〜15倍までポイントの価値を高めることができます。この辺りは、ANAの1マイルあたりの価値の考察記事の中で触れているので、ご参考にしていただければと思います。
ポイントは有料サービスに申し込むことで得ることもできますが、当然無料でポイントを得ることもできます。つまり、無料サービスを駆使することで無料でマイルをためて海外旅行!なんてことも夢じゃないんです。
何故ポイントサイトが重要なのか
マイルの貯め方
マイルを貯める方法は大雑把に言うと下記の3つしかありません。
1)飛行機に搭乗する
2)クレジットカードのポイントをマイルへ交換
3)ポイントサイトのポイントをマイルへ交換
まずは、あなたが獲得できるマイルをシミュレーションしてみましょう。
試算1 飛行機への搭乗でANAマイルを貯める
最初に考えるべきは1年の搭乗回数です。仮に出張で月に1度羽田-新千歳を往復するとしましょう。お持ちになっているANAカードにより異なりますが、当サイトで高還元率カードとして推奨しているANA VISAカードの場合で、運賃はビジネスリピートと仮定します。
すると、1往復辺り637マイルなので、1年間で15,288マイルが獲得できます。15,000マイルはレギュラーシーズンであれば羽田-新千歳を1人で往復することができる数字です。
試算2 クレジットカード利用でANAマイルを貯める
次にクレジットカードのポイントによるマイルの試算です。前述した当サイトで推奨しているANA VISAカードを使うと若干面倒くさい作業が発生しますが、年間300万円をカード決済することで、還元率が1.58%(詳細は下記リンク参照)となります。
つまり、300万円をカード利用することで、1年間で47,400マイルが得られます。先ほどの飛行機に乗ってためたマイルと合わせると1年間で62,688マイルです。
約60,000マイルで何ができるか
この62,688マイル、すなわち約60,000マイルで何ができるでしょう。国内線であればハイシーズンの最長路線でも23,000マイルなので、いつでもどこでも夫婦2人で旅行なんてことが可能です。
国際線ではエコノミークラスであればハイシーズンでも欧州だろうと米国だろうと、1人分の航空券は交換可能です。しかしそれまでです。”夫婦二人で”とか”ビジネスクラスで”といったワガママにまでは対応できません。
理想に向けて足りないマイルをポイントサイトで補う
この理想と現実のギャップを埋めるのがポイントサイトの存在です。”飛行機への搭乗”にも”クレジットカード決済”にも原資が必要ですが、ポイントサイト利用には基本的に原資不要です。
このため、”毎年ビジネスクラスで夫婦2人で欧州へ”のような夢を実現するためにはポイントサイトを使いこなすことがキーとなります。
特に、今回シミュレーションした条件(毎月札幌出張や年間300万円のカード決済)が現実的ではない、という方こそポイントサイトを使いこなさなければ、特典航空券で欧州便のファーストクラスなど夢のまた夢です。
ちなみに、私が特典航空券を利用して妻とファーストクラスでスペインへ旅行した際は280,000マイルを要しました。この量のマイルをポイントサイト無しでそこまでためるのは至難の業です。
ポイントサイトの使い方
ポイントはどのように貯めるのか
詳細は別記事でまとめて紹介をさせていただこうと思いますが、ざっくりと分けると下記の方法があります。
1)アンケートに回答
2)広告をクリック
3)ポイントサイト経由でサービスを利用
4)クレジットカード発行
5)FX/証券口座設置
6)会員紹介
に分けることができます。1)、2)はコツコツと貯めていく系統のものです。あまり単価は高くありませんが、空いた時間などにコツコツと行うことで着実にポイントを貯めることが可能です。アンケートに関しては、時折、高ポイントを獲得できる案件がでてくるため、思っていた以上にポイントを貯めることが可能です。
3)は例えば、”楽天トラベルを利用してホテル予約をしたい”、といった際にポイントサイトを経由して楽天トラベルのサービスを利用することで、ポイントを獲得することがで可能です。想像以上に提携しているサイトが多いため、日々の生活で利用するサービスにより、ポイント獲得が可能となります。普通に生活する中でも使うサービスに対して、おまけ的にポイントがつくと思うと、使わない手はないです。
4)はちょっと抵抗がある方もいるかもしれませんが、この手法を使うと、本当に爆発的にマイルが貯まります。初年度年会費無料のクレジットカードも対象となっているので、解約のタイミングさえ誤らなければ無料で大量マイルを獲得可能です。クレジットカード発行には審査があるため、あまりにハイペース発行を繰り返すと審査落ちのリスクもあります。が、節度を守ってやれば、案件がある限り簡単にザクザクとマイルが貯まっていきます。
5)も同じく抵抗のある方がいるかもしれない手法です。FXや証券取引用の口座を開設することで、同じく大量のマイルが獲得できます。こちらは、口座取得自体には費用は発生しないので、リスク無くマイルを稼ぐことができる方法と言えます。ただし、一部について証券取引がポイント付与の条件になっていることもあるので、その点はご留意ください。
6)は大量にマイルを稼ぐことのできる4)、5)の案件を使い果たしてしまった頃に重要な助けとなる手法です。自分の紹介によりポイントサイトの会員となった方が貯めたマイルに比例して、紹介者にもポイントが付与されると言うシステムです。当然、紹介した会員が多ければ多いほどポイントが貯まります。
ポイントをどのようにANAマイル化するか
次に各ポイントサイトで貯めたポイントの使い方について紹介します。高還元率でポイントをANAマイル化するにはちょっとしたノウハウが必要となります。
ソラチカルートでANAマイル化
このソラチカルートというのは、ANAで陸マイラーをする上で必須となる高還元率ルートです。前提条件として、通称”ソラチカカード“と呼ばれる”ソラチカカード ANA To Me CARD PASMO JCB”というクレジットカードの所有が前提となります。
このルートでANAマイル化するのにオススメのポイントサイトはPointTown(ポイントタウン)とハピタスという2つのサイトです。
ソラチカルートを持つことで、両ポイントサイトで貯めたポイントを高還元率でANAマイルに交換することができます。そのルートは下図をご参照ください。※便宜上、ハピタスとポイントタウンから半々でPeXのポイントに交換する前提としています
両サイトのポイントをPeXのポイントに交換、そのPeXのポイントをメトロポイントに交換し、メトロポイントをANAマイルに交換するというルートです。※ポイントタウンからPeXの還元率が1倍に見えませんが、現金化する際のレートを考えると1.0倍と言えます
特徴はメトロポイントからANAマイルに交換する際のレートがソラチカカードを所有している場合に限り、0.9倍と破格になることです。通常は0.5倍でしかANAマイルに交換できなので、これは非常に大きなメリットとなります。
ただし、注意点もあります。それは、メトロポイントからANAマイルへの交換の上限値が決められていることです。月あたり20,000ポイントすなわち18,000マイル分までしか交換できない点には注意が必要です。この注意が必要ということは、逆説的に言うと、年間216,000マイルくらいはポイントサイトで貯まってしまうということにもなるんですけどね。
ソラチカカードはANA陸マイラー必須のアイテムであるがゆえ、別記事で詳しく紹介をしているので、こちらも合わせてご参照いただければと思います。
TポイントカードルートでANAマイル化
ソラチカルートには上限があるため、別ルートでのANAマイル化についても紹介しましょう。それはTポイントカードを経由するルートです。
還元率は0.5倍とソラチカルートと比較して、大分悪いですが、TポイントからANAマイルへの交換については上限値が無いというのが特徴のルートとなります。
ハピタスとPointTown(ポイントタウン)のポイントはPeXを経由するところまでは同様ですがその先はTポイントを経てANAマイルに交換します。
Tポイントルートでは、別のポイントサイトとして”げん玉”もポイントサイトとして優秀です。PointExchangeを経由してTポイントを経てANAマイルに交換することが可能です。
オススメのポイントサイト
ポイントサイトは海のものとも山のものとも分からないものが乱立されていて、それぞれでポイントの貯めやすさや交換のレートが異なります。特に怪しいサイトはいつサービスが終了するかもわかりません。
そうなると、折角ためたポイントが水の泡となります。そんな中、ANAマイルをためるのにオススメのサイトとして下記の3つを紹介したいと思います。
1)Point Town(ポイントタウン)
2)ハピタス
3)げん玉
いずれも大手の会社が経営し、信頼が置けることに加えて、ポイントの貯まりやすさ、ANAのマイルへ交換する際の還元率の高さが特徴となります。
Point Town(ポイントタウン)
GMOメディアが運営しているサイトで、最低換金額が100円~という換金のしやすさが特徴です。”20P=1円”という計算しづらいレート設定ですが、ソラチカルートはを使うことで、高還元率でANAマイルに交換できます。
ソラチカルートについての詳細は先述しましたが、Point Townのポイントを一旦PeXポイントに交換後、メトロポイントを経由してANAマイルに交換するというルートです。
Point Townからの最低交換ポイントは10,000ポイント(500円相当)ですが、これが最終的に450マイルとなります。ANAマイルは最低でも2円/マイル以上の価値(使い方によっては15円以上)になるので、ANAマイルに交換する方が現金化するよりも断然お得です。
ハピタス
オズビジョンが運営しているサイトです。特徴はポイントサイトにありがちなメールマガジンの乱発やゲームでポイントをためる、というスタンスではないこと。ただ淡々とポイントをためることに特化したサイトと言えます。
その分、ポイントの貯まりやすさはピカイチです。このポイントをもソラチカルートにより、高還元率でANAマイルに交換可能です。
げん玉
ソラチカルートが使えないことで、単純にポイントをベースに見た還元率は悪くなりますが、げん玉はポイントがたまりやすいことに加えて、TポイントルートはANAマイル交換に際しての上限値が無いので、上記の2サイトに加えた補助的な扱いで利用する方法が良いです。
貯めたマイルで何ができるか?
マイルを貯める上で、目標のマイルを設定することは非常に重要です。
・毎月国内旅行に行きたい
・年に2回ビジネスクラスでハワイに行きたい
・夫婦でファーストクラスでパリに行きたい
・マイルをSkyコインに交換して実質無料でSFC会員になりたい
などなど、目標というか夢のようなものを明らかにして、必要なマイルを試算した後で、ポイントを貯めることがオススメです。私は”夫婦二人でファーストクラスを使ったスペイン旅行“が目標で、実際に達成しました。
ポイントサイトで年間21.6万マイル以上を貯める方法まとめ
やり始めは苦労する面もあると思いますが、コツコツと1年も続ければ、想像以上のANAマイルがあなたの手元に残っているはずです。是非、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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