スペイン旅行記 第21話 グラナダで王室礼拝堂を巡る
どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。この日はまだまだグラナダを楽しみます。すっかり朝一から昼過ぎまでアルハンブラ宮殿を満喫してしまった我々。この日は21:00に夜行列車でグラナダを発つので、残りの時間で昼食と王室礼拝堂の観光をこなさないといけません。
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アルハンブラ宮殿からの脱出
来た道を引き返して、アルハンブラ宮殿からの脱出を試みます。本当であれば、アルハンブラ宮殿内にあるラグーナという店で寄木細工のコースターを買いたかったところなのですが、思いっきり昼休みの時間、いわゆるシエスタの時間になってしまい、休憩中のため断念。
しかし、捨てる神あれば拾う神ありです。アルハンブラ宮殿の敷地から出たところ、朝はまだクローズだった店がすっかりと営業中です。
営業開始
そんな店舗群の中の1つに寄木細工を取り扱っている工房を発見。お目当てのコースターを無事ゲットです。
職人さんとの2ショット
出たとこ勝負の昼食
時刻は既に14時過ぎという、我々日本人には遅いが、スペイン的にはジャストで昼食の時間になってしました。ということで店の選択肢が多そうなプエルタ・レアルまで引き返すことに。
この日は特に事前調査もせずに、適当に店を選んでみることに。
外観
グラナダはスペインの中でも特にタパスが有名と聞いたので、タパス盛り合わせとやらを注文してみることにします。
ウェイターの兄ちゃんに注文を伝えたところ、どうも反応が悪い。
”本当にこれでいいのか?”と聞いてくるので、何故そんなに渋るのだろうと思いつつも”構わん“と回答します。この一連のやりとりにより若干の不安が募ります。
そんな不安な我々の手元にはドリンクが・・・
もはや説明不要の組み合わせ
お馴染みのビールで渇いた喉を潤していると、噂のタパス盛り合わせがやってきました。
盛り合わせ
うーん。予想以上にチープ。。。いや、他のメニューに比べて結構良い値段するんですよ。味もいたって普通で残念なのでコスパがかなりイマイチ。なるほど、ウェイター氏が妙に渋っていた原因はこれかと合点がいきました。
このままじゃ終われないので、生ハムも追加オーダー
生ハム
うーん、。これまた何の変哲も無い生ハム。今回の旅行で何度も食べてきた中では完全にイマイチな部類です。
てことで、今回の旅の中で1番、イマイチな店と言うことになってしまいました。旅の中ではこのような外れの店ってのはつき物ですが、結構へこみます。
王室礼拝堂へ
若干の不満足さを感じつつも、お腹は満たされたので、グラナダでの最後の観光地である王室礼拝堂へ向かいます。
ここはその名の通り、礼拝堂です。ここグラナダをイスラム教徒から奪い返したイザベル女王とその夫のフェルナンド2世の遺骸が安置されています。
そんな王室礼拝堂に向かい最中、何やら怪しい人影が・・・
怪しい・・・
怪しい、どう見ても怪しい。これは欧州観光地名物、大道芸人さんです。当然のように彼はピクリとも動きません。
しかし、ひとたびお金を入れると、口笛を吹き、こちらにウィンクを送り、手に持った一輪のバラの花をくるっと廻すというパフォーマンスを披露してくれます。
お嫁ちゃんもパチリ
うーん、楽しい。
うーん、楽しい。
そんな大道芸人氏とのふれあいも終えて、王室礼拝堂に到着です。正直、グラナダのメインはアルハンブラ宮殿だと思っていたので、あまりリサーチしてなかったのですが、思っていた以上の行列に焦ります。そして、回転が異常に遅く、列が進まない進まない。
かれこれ30分くらい待ってようやく礼拝堂の内部に入れます。が、中も行列が続いています。どうやら、王族の遺骸は祭壇の下にあたる地下の棺に安置されているようです。その棺を順番に見るために、この長い行列ができていることをようやく理解できた団長さんでした。
列は地下の棺を除ける窓まで続いています。礼拝堂に入って更に30分くらい経ったでしょうか。ようやく我々が窓を覗ける順番がまわってきました。
覗くと、思いのほか、近距離の思いっきり見やすい位置に棺が置かれています。この距離で500年以上前の遺骸がおさめられた棺を見れるとは・・・ちょっと複雑な気分になります。
次回予告
王室礼拝堂の観光を終えた我々はグラナダを発ち、いよいよこの旅の最後の街となるバルセロナへ向かいます。旅の本当にクライマックスが近づいてきましたね。次回もお楽しみに~。
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