長崎・天草の旅 第2回 〜軍艦島・グラバー園・稲佐山夜景編〜
午前中は念願の軍艦島、午後にグラバー園付近、夜は新世界三大夜景の1つに認定された稲佐山からの夜景を堪能するという長崎たっぷりコースです。
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目次
朝食:リッチモンドホテル長崎思案橋
午前中の軍艦島ツアーから開放されるのが13:00と遅めであることから、朝ごはんはしっかり食べたほうが良さそうだなという判断もあります。
長崎じげもん朝食
こんな感じです。写真は有りませんが、皿うどんまであるという品揃えです。味も良く、朝からパクついてしまいました。これで13:00までのツアーでもお腹がもつことでしょう。
軍艦島コンシェルジェ
受付〜乗船まで
ホテルから歩いて、軍艦島コンシェルジュの受付に到着です。船は自由席なので、良い席をとるために早めの到着です。どこが良い席なのか、良い席はどう確保するのか、といったノウハウは後日別記事でまとめます。
軍艦島コンシェルジュ入り口
祝世界遺産
奥の豪華客船ではなく手前の船に乗船
往路
船に乗り込んで、ツアー開始です。無事、狙っていた2Fの右前方寄りの席を確保することができました。軍艦島こと端島まではそれなりに距離があります。軍艦島到着までの間にも、世界遺産に認定された三菱造船のクレーンなどがあり、見所が盛りだくさんです。
世界遺産に認定された造船用クレーン
灯台
内海にいる間は、三菱造船関連の設備が見所となっています。さすが造船の町です。そして、造船関連の設備やドックはスケールが大きいですね。世界遺産に認定されたクレーンは100年以上前のイギリスから輸入したもので、今も現役だというのだから、驚きです。
軍艦島へ向かう道中には、解説員の人の説明があります。ちなみにこの日の解説員の方は当時、軍艦島に出向いて働いていた方だそうです。そういう人からの説明ってのはリアリティがあって良いですね。
船内にはモニタが設置してあり、説明に合わせて画像が出てきます。この画像が2Fだと、日光の関係でちょっと見づらいです。景色を見るなら2Fですが、映像をしっかり見て説明を聞きたいなら1Fの席がオススメです。
そうこうしている内に、外海に進出です。東シナ海です。外海に出ると、さすがにちょっと波が高くなっていきます。このあたりで、酔い止め用の飴が配られます。軍艦島コンシェルジュはこの他にも暑さ対策で帽子を貸してくれたりと、きめ細かなサービス精神に溢れています。
軍艦島が見えてくると、さすが興奮します。まずは船で島の周りを船で回ります。船の右側からも左側からもよく見えるように回ってくれるので、安心です。ちょっと離れた位置から見ると、確かに軍艦の形をしてることに気付かされます。
船上から見るだけで、ここがかつて色々な人が生活していた場所で、それが時間が経って朽ちていったということがよくわかります。
上陸
島の周りを一通り回ったところで上陸です。上陸すると、解説員の方の先導を受けて島内を見学です。人が集まるこのできるポイントが3箇所あるのですが、そのポイントポイントで当時の写真などを見せてもらいながら説明を聞くことができます。
団長さんがあまり多くを語るのよりも、写真を見ていただく方が良いかと思うので、多めに載せておきます。
炭鉱の廃止に伴って、島民がいなくなってから朽ちた部分とそれでも残っている部分が絶妙に混在しているところが、軍艦島の魅力なんでしょうね。何時間でもここに居座りたくなる空間でした。大満足です。
復路
あっと言う間に上陸時間は終了です。復路も往路と同様に自由席です。復路は島があまりに暑かったこともあり、エアコンが効いてる1F席にしました。復路は往路と比べて、説明はあまりなく、一直線に戻るって感じです。
ただその中でも、イベントがあります。それがじゃんけん大会です。スタッフとみんなでじゃんけんをして、勝ち残ったら商品を貰えるというものです。団長さんはこの手のイベントではまず勝てないのですが、お嫁ちゃんは勝ち進んで、最終的に商品をゲットしていました。
軍艦島クルト
“クルス”と読みたくなりますが、”クルト”と読むのが正解です。長崎の昔からあるお土産用のお菓子だそうです。しっかりと軍艦島とコラボしているところはさすがです。
復路ではこの他にも、凍らせたタオルが配られたり、アイスをカステラで挟んだお菓子の販売がされるなど、きめ細かなサービスと商売っ気が混在した時間を過ごすことができます。
復路では、モニタでドローンで軍艦島を撮影した映像など、映像中心で楽しむことが多いので、モニタが見易い1Fの席の方が良いと思います。往路で2F席に座れた場合はですが。そんなこんなであっという間に軍艦島ツアー終了です。
昼食:四海楼でちゃんぽん・皿うどん
この店は必ずといって良いほど、旅行ガイドブックに掲載されているお店で、ちゃんぽんの発祥の店だそうです。軍艦島コンシェルジェの事務所やグラバー園からも近い立地となっています。
四海楼
結果、30分以上待たされた気がしなくもないですが、味は絶品でした。ちゃんぽんの完成形を見た気がします。といいつつ、私がオーダーしたのは皿うどんなんですがね。四海楼の詳細は下記リンクをご参照ください。
大浦天主堂エリア
大浦天主堂
内部は写真撮影禁止なので、写真は無しです。
グラバー園
長崎らしく、西洋の文化が日本に入り込んできた象徴のようなところです。高台にある邸宅で、海を山で挟んでいる長崎らしい景色を眺めることもできます。ちなみに、夏の間は夜間営業もしており、ビアガーデンなんて乙なこともやってらっしゃるんです。
リンガー邸
当時の家具セット
ウォーカー邸
リンガー邸
当時の食事の再現
稲佐山夜景
どう見るか
ではどうやっていくのか。公式ページでは、バスでの夜景見学ツアーを勧めています。しかも完全予約制で、滞在時間も短いと来たもんだ。狭いバスに押し込まれて、ズラズラと列をなして歩いて、夜景鑑賞ってのも味気ないもんです。
てことで、今回は初めて、個人タクシーに案内をお願いすることとしました。お値段は1時間で4,000円。バスが1,500円なので、2人で参加すると若干足が出ますが、バス乗り場までの交通費とかその他の利便性を考えるとアリだという判断です。2人だと足が出ますが、3人以上ならロープウェーがやっている時期でもお得感があります。
稲佐山までの道のり
こういう話はガイドブックだけでは味わえないので、良いです。途中、細道に入ったかと思うと、某家の前を通ります。何かと思えば、福山雅治氏の実家だそうです。こんなにあっさり紹介していいんですかね・・・
稲佐山到着
世界三大夜景
駐車場から展望台の上へ移動です。展望台からは圧倒的な夜景を望むことができます。長崎はそこまで大きな都市ではないので、明るさでいえば、大したことはないのでしょうが、光のある都市部と向かいにある山と光を反射する海のバランスが良いんです。残念ながら、三脚をすっかり忘れてしまったため、綺麗な写真は撮れませんでした。。。
しかし、個人タクシーの運転手氏ってのは流石に観光のプロですね。写真撮影ポイントなどを適切に教えてくれるし、写真撮影もバシバシやってくれます。交通費だけで見ると若干割高ですが、このように交通手段以上のメリットがある気がします。利用する価値大有り。
夕食:月夜見
夜食:思案橋ラーメン
2日目まとめ
そして、最後に見た夜景も素晴らしい。光と山と海のバランスが絶妙なんです。これは新世界三大夜景に認定されるのも納得です。
そんなこんなで2日目もあっという間に終了です。3日目は五島列島の福江島に上陸です。
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