長崎・天草の旅 第4回~天草の教会群と夕陽編~
どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。長崎・天草旅行記も4日目を迎えました。この日は福江島を離れ長崎上陸、その後、長崎も離れ天草に向かうという移動が多めの旅程となっています。
ほんとは島らしく、ゆっくりと朝を過ごしたかったのですが、朝一の7:30発のジェットフォイルに乗らないと、この旅程は破綻してしまうのです。
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目次
コンカナ王国の朝
プラン
前日にフロントに確認すると、朝食は6:30からやってるとのことです。繰り返しになりますが、ジェットフォイルの出航は7:30です。ホテルから福江港までは10~15分はかかるとのことなので、7:00過ぎにはホテルを出たいところです。
そういうわけで、朝食は当然6:30ジャストに入ることが求められます。前日に入った温泉が実に良い泉質であったので、朝風呂もいただきたいところです。
6:30に朝食会場にいなければならないと思うと、温泉がオープンとなる6:00に朝風呂しないとなりません。こう考えると、6:00よりも前には起きてなきゃいけないわけです。すっかり慌しい旅行になってしまってます。
朝風呂
昨日、五松屋でいい感じで飲み続けたこともあり、起きるまでは死ぬほど辛かったですが、朝風呂に入ると一気に目覚めます。そして圧倒的な気持ちのよさ。生き返るとは正にこのことですね。早起きして入った甲斐がありました。
コンカナ王国の朝食
朝食はバイキングです。予定通り6:30に到着しましたが、他のお客さんは誰もいやしません。そりゃそうか。。。
ここのバイキングが、想像以上に良かった。五島の食材にこだわったバイキングで、食べ応え十分。もちろん、五島うどんも食べることができます。また、五島は何も関係ないですが、カレーも置いてあるのが何かうれしいですね。期せずして、昨日に引き続きの2日連続のカレーとなってしまいました。
なかなか良いバイキングで非常に気に入りました。許されることならば、もっとゆっくりと味わいたかった。。。
さらばコンカナ王国
朝食を6:55まで楽しみ、コンカナ王国を後にします。フロントには7:00に出ますと伝えてあったので、しっかりと7:00にフロントに行きます。ところが、送ってくれるはずのワゴンがありません。
7:00に送迎をお願いしていた旨を告げると、ようやくワゴンを出してくれました。島時間が流れていた模様です。結局、余裕でジェットフォイルには間に合ったので、何の問題もないんですけどね。
長崎脱出に向けて
福江港ターミナル
思っていたよりも時間に余裕を持って福江港ターミナルに到着しました。
始発便に合わせて、既にお土産屋もオープンしています。
この福江港内が想像以上に充実しています。ちょっとした空港のお土産屋街よりもイケてます。既に、前日までにお土産は買ってしまっていたので、何も買いませんでしたが、お土産はここで物色するのがベストだったようです。
ジェットフォイル
前日に引き続き、ジェットフォイル乗船です。24時間にも満たない滞在となってしまい残念ですが、福江島は良いところでした。何かまた来る気がしてなりません。
この日も前日と同様に海は凪の状態で実に落ち着いたもんでしたが、霧がすごい。どれくらいかというと、ジェットフォイルが高速運転できずに到着が遅れるくらい。結局、15分くらいしか遅れませんでしたが、この日は厳しめのスケジュールなので、これが致命傷になりかねません。
レンタカーゲット
長崎港ターミナルに着くと、すかさず長崎駅方面に向かいます。レンタカーを借りるためです。オリックスレンタカーで借りましたが、前日の観光レンタカーにおけるゆるい感じと異なる一言一句必要なことは言い忘れない感じで説明を受けた後に、レンタカーに乗り込みます。今回の相棒はフィット君です。
長崎市内は路面電車が走っているので、ちょっと運転しづらいですね。札幌で多少は慣れてますが、厄介なもんです。長崎市内を抜ければ、あとは天草とを結んでいるカーフェリーが発着する口之津港を目指します。
小浜市通過
長崎から口之津港を目指す際に通過するのが小浜市です。オバマ氏が大統領に就任した際はやたらとニュースに出ていたあの小浜市です。ガイドブックによると、一緒に記念撮影ができるオバマ人形があるそうです。そこに寄りたい気持ちはかなりあったのですが、カーフェリーの時間が気になるので、断念です。
小浜市に突入して最初に見つけたラーメン屋かちゃんぽん屋かなんかの店頭に、ヘタウマなタッチで描かれたオバマ氏らしき人物が「うまか~」と口にしている看板がありました。こういう乗っかり方はかなり嫌いじゃないです。他にどんだけ、適当に乗っかってるものを見ることができるかな、と思いましたが幹線道路を運転しているだけでは、それ以上の発見には出会えず。うーん、残念。。。
口之津港到着
ようやく港に到着です。あわよくば、乗れたらいいなと思っていた時間のフェリーは逃してしまいました。次のフェリーまでは結構時間が有りますが、このフェリーは事前予約ができず先着順となっているので、早いに越したことは無いです。
我々が乗った便も車が何台か積み残されてました。お気をつけを。。。天草までの道のりは約1時間です。ベストなフェリーを逃したせいで、昼ごはんを天草で食べることは断念して、デイリーヤマザキになってしまったことが実にイマイチです。
天草編
ここにきてようやく天草上陸です。到着した鬼池港から見ると西側が教会エリア、東側が天草五橋エリアといえます。
ホテルは東側の五橋エリアですが、この日は教会エリアを観光します。夕日が沈むのをホテルから見たいので、早めの時間にホテルに到着することが必須条件です。
富岡城跡
教会を目指して、車を走らせていると富岡城の跡があるらしいじゃないですか。すかさず寄り道です。
城自体はもうなくなっていますが、石垣は迫力がありなかなか立派です。城跡を上に進んでいくと、景色を一望できるエリアがあります。そこには、“日本の恩人“と“天草の恩人“と称される人物たちと銅像が。
恩人たちを放っておいて景色を見てると、チャリで天草を回っている外人さんが声をかけてきました。「写真を撮ってくれ」と外人さんが言うので「OK」と返し、快諾。
すると、外人さんは注文をつけてきます。まず、彼と銅像のショットにしてくれと。そして、日本の恩人2人の間に、後ろにある天草の恩人がちょうど入るようなアングルで撮ってくれとも。
そんなに恩人が好きなのか、ならば一肌脱ぐこともやぶさかではないので、彼が望む構図で撮影してあげます。すると、彼はお礼のつもりなのか、、我々と恩人たちのショットを撮ってくれました。ありがとう、外人さん。
大江天主堂
鬼池港から西へ西へと車を走らせます。天草の風光明媚な海岸線を眺めながらのドライブは実に気持ちよい。道も福江島の道に比べると、だいぶ広く運転しやすいです。そんなドライブなので、あっという間に大江天主堂に到着です。
ここも内部は撮影NGなので、外観の写真のみです。この旅では教会ばかり見ていますね。正直なところ、若干飽きてきています。。。大江天主堂はここ最近見ていた教会と比べると、規模は大きめです。
崎津教会
ここは”海の教会”とも言われていて、漁港に建っているといっても過言ではない立地です。尖塔の先端にある十字架が印象的なゴシック様式の教会です。
ゴシック様式
漁村に建つ教会
ここも写真は外観のみで、内部は無いのですが、内部が畳敷きなところが面白いですね。日本で独自な方向に進んでいく教会の姿を垣間見えた気がします。欧州の教会ってのは石造りなところが多いですもんね。
あと、畳まではいかないまでも、靴を脱いで入る教会ってのも日本独特ですね。全然関係ないけど、南米旅行で見た教会もまた、肖像画のタッチが違って面白いんですよね。
この教会で今日の観光は終了。あとはホテルに向かうのみです。繰り返しですが、この日のホテルはオーシャンビューで沈み行く夕日を見ることのできる眺望がウリなんです。太陽が落ちる前に意地でもホテルにたどり着かなければなりません。
道の駅・リップルランド
ホテルに急がなければいけない反面、寄り道をしたい願望もあります。ちょうど良いところに道の駅があったので寄り道です。
ここの道の駅はお土産が充実してます。あと、温泉も併設されていたりして、規模が大きめで楽しめます。この日も暑い中の観光だったので、体をクールダウンさせましょうか。
天草カキ氷(黒みつ練乳きな粉)
デコポンソフト
天草カキ氷は天草産の素材にこだわったカキ氷のようで、天草産の黒砂糖を使用した黒みつがかかっていて美味です。さて、クールダウンを完了したので、ホテルに向かいますか。
ホテル竜宮
なんとか、余裕を持った時間にホテルに到着できました。聞くところによると、この日の日の入りは19時過ぎ頃とのこと。夕食は一番遅い19時半にして、夕日を堪能することとします。
ホテル竜宮の様子は別記事を作成しているので、こちらを参考にしていただければと思います。とにかく、大満足のホテルでした。
このホテル、足湯バーなる施設もあり、食後に一杯やりに行きたかったのですが、夕食時にあまり飯が美味すぎて、飲みすぎてしまったせいか、気づいたら寝てました。恐るべし。。。
4日目まとめ
4日目となったこの日は福江島から長崎に上陸し、島原半島の先から天草に上陸するというフェリーに2度も乗る移動がメインの1日でした。そして、たどり着いたホテル竜宮は期待以上の眺望、温泉、食事が揃った素晴らしいホテルでした。教会郡はおもしろいと言えばおもしろいのですが、いかんせん教会ばかりを観光してきたので若干食傷気味。。。5日目となる翌日は遂に旅の最終日です。名残惜しいもんですが、念願の奴寿司を食べることのできる日でもあるんです。楽しみです。
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