どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。前回はマドリードを発つためにRenfeのAVEに乗り、コルドバに到着したところまでをお送りしました。

今回は、コルドバ観光の模様をお送りします。この日の宿泊地はコルドバではなく、セビーリャなので夜には再び電車で移動しなければなりません。

このため、コルドバ滞在はタイムコントロールが強く求められることとなります。

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コルドバ駅着

AVEでマドリードを発つこと2時間弱、定刻通り14:23にコルドバ駅に到着です。外国の電車と思い、侮ることなかれ。定刻通りに着かないことは、この旅ではありませんでした。

スペインの個人旅行では電車よりもバスの方がリーズナブルかつ路線も多く便利というのがネット等で調べても定説となっています。が、時間の読みやすさという点では電車も捨てがたいです。若干、割高ですが・・・

コルドバ駅でのロッカー探し

先ほども書きましたが、この日はコルドバに宿泊するわけではありません。なので、ホテルにキャリーケースを預ける作戦は使えません。つまり、観光に際して身軽になるためには、キャリーケースをどこかに預ける必要があります。

コルドバ駅はそこそこ大きく新しい駅ですが、駅構内にはコインロッカーはありません。日本の感覚では信じられません。コインロッカー探しはある意味、海外個人旅行の永遠の課題といえるかもしれません。

今後、個人旅行でコルドバに行かれる方の参考のために、コルドバのコインロッカー情報は少し詳しくのせておきます。

事前リサーチの結果、バスターミナルにはコインロッカーがあるとのことなので向かいます。駅とバスターミナルは道路を一本挟んだ目の鼻の先なのでアクセスは良好です。

バスターミナルは駅よりもよっぽど古い施設ですが、ちゃんとコインロッカーがありました。この辺りもバスの方が電車よりもメジャーな移動手段という証拠なのかもしれません。

バスターミナルに入り、向かって右手の奥側に向かうと、コインロッカーがあります。


観光後の夜に撮影したため、窓口が閉まってます

方式としては、専用のコインを4ユーロで購入し、そのコインでコインロッカーを利用するというもの。そのコインは自販機的な機械で買えます。


コインロッカー用コイン機

小銭しか使えないので、運悪くお札しか持っていなかった我々は窓口で両替してもらうことに。当然、快く対応してもらえます。

4ユーロを投入し、コインが手元に来たならば後は日本のコインロッカーと同じ用に使えます。

コインロッカー

決してロッカーの数は多くなく、空きがあるかと少し心配していましたが、年末年始とはいえ冬のオフ目のシーズンだからか、利用率は低めで一安心。

ポトロ広場

コルドバで最大の懸念事項であった、コインロッカー問題を早々に解決した我々はすぐさま観光に向かいます。1箇所目はお嫁ちゃんが行きたがっているポトロ広場です。この後に巡るセビーリャやグラナダにも共通するのですが、アンダルシア地方の都市は駅から観光地までは距離があるんです。

コルドバはこの日の夜には発たなければならないので、時間節約も兼ねてタクシーを利用します。言語の面で若干の不安はありますが、地球の歩き方を見せて、行きたい場所を示すことで、あっという間に意思疎通完了です。10分程度車を走らせれば、ポトロ広場に到着です。

ここはドン・キホーテの物語の中にも登場する場所で、実際に作者であるセルバンテスもこの広場にある旅籠屋ポトロに宿泊したというのだから、ドン・キホーテのファンにとっては垂涎の聖地巡礼のような場所らしいです。


ポトロ広場


お嫁ちゃんもご満悦


広場内の噴水


噴水と団長さん

ただ、1点残念なことが。実はこの日は月曜日であり、観光客にとっては多くの観光地が休業日となる魔の曜日なんです。この旅籠屋ポトロも例外ではなく、残念ながら中を見ることはできませんでした。なので、外観のみの観光となります。


旅籠屋ポトロ外観


旅籠屋ポトロアップ


クローズでも満足げな人


土産屋は営業中

コルドバ街歩き

ポトロ広場の次は、カラオーラの塔を目指します。ポトロ広場から1km足らずの距離。これまでの写真を見ていただくと分かるように、アンダルシア地方らしい快晴。直射日光が温かく感じられ、街歩きには最高のコンディションです。


街はこんな感じ

いかにもアンダルシアらしい”青い空“と”白い家“な景色を楽しみながら歩いていきます。実に心地よいです。


オレンジエリアを闊歩する団長さん

ちょっと歩くと、レストランが立ち並ぶエリアに着きました。ここもまた雰囲気が良い。何が良いって、オレンジの木が連なっているんですよ。いやぁ、画になります。


オレンジの木


オレンジアップ

ローマ橋

そんな状況での街歩きなのであっという間にローマ橋まで到着です。ローマ橋でグアダルキビル川を渡ると、その対岸には目的地であるメスキータの塔があります。


ローマ橋とメスキータ

この橋が実に実に画になる橋で格好良いのです。橋の上には多くの観光客やら大道芸人が居て賑わってます。


お嫁ちゃん@橋の中腹


端の中腹からの景色

そんなローマ橋を渡りきると、コルドバにおける2番目の観光地、カラオーラの塔に到着です。今回は写真に多く紙面を割いてしまったのここまで！

次回予告

次回はいよいよカラオーラの塔の内部に潜入します。そして、コルドバ観光のハイライトと言えるメスキータも巡っちゃいます。それではまた次回にご期待ください。お楽しみに～。