スペイン個人旅行ルートの決め方 その4 ~ラマンチャ・コルドバ・セビーリャ編~

どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。第4回の更新に引き続き、スペイン個人旅行ルートを考えるの巻です。

その4ではアンダルシア地方の都市であるコルドバセビーリャ、マドリードとアンダルシア地方の間に位置するラマンチャ地方をターゲットとしたいと思います。

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ラマンチャ地方 優先度B

一口にラマンチャ地方と言っても、範囲が相当広いそうです。

団長さんがターゲットとしたいラマンチャ地方というのは、所謂、ドン・キホーテに出てくる、赤土色の大地に広がるブドウ畑や抜けるような青い空をバックにした風車を見ることができる地域を指しています。

コンスエグラ CONSUEGRA

コンスエグラ

丘の尾根に11基の風車と城が並んだ風景を見ることができます。風車の並んだ光景は写真でも圧巻の一言です。これは、是非実物を見たいです。ただ、いかんせんアクセスが悪いのがネックです。

アクセスの方法としてはバスです。スペインはバスが便利な国と良く聞きますが、個人旅行者にとってバスは敷居が高いのです。ちなみにマドリードからは約2時間の距離です。なかなかの距離ですね。。。魅力的な光景ではあるのですが、アクセスの悪さが気になるので、優先度はBとなってしまいます。

カンポ・デ・クリプターナ CAMPO DE CRIPTANA

カンポ・デ・クリプターナ

ここでは、丘の上の10基の風車を見ることができます。地球の歩き方によると、”唯一列車で行ける風車の有る村“だそうです。と言いつつも、列車でマドリードから約2時間で、さらに駅から徒歩20分という、列車で行けるといって良いレベルなのか疑問が残ります。

しかも、そういう紹介をしておきながら、駅から風車までの地図を一切載せてないことは地球の歩き方さんサイドは怠慢ではないかと。。。

実際に行って、駅で聞いたりしながら進めば、多分たどり着けるのでしょうけど、知らない田舎の村を20分歩くのは、かなり不安です。こちらも、コンスエグラと同様にアクセスに難があるので、優先度はBです。

コルドバ 優先度A

メスキータ MEZQUITA

メスキータ
 
3-10月
月-土:10:00-19:00
日・祝:8:30-10:30, 14:00-19:00
11-2月
月-土:10:00-18:00
日・祝:8:30-10:30, 14:00-18:00
8ユーロ
 
イスラム教とキリスト教が共存するスペインならではの建築物です。元々、イスラム教のモスクとして造られたところに、後から征服したカトリック教徒が改造して、教会にしているという経緯があるそうです。

785年の建設以来、様々な人や宗教の影響を受けて、その都度改造を繰り返しているため、他では絶対に見られない唯一無二の特徴有る建築様式っていう謳い文句が実にそそります。

そういう色々な文化の融合を目に見える形あるものとして見れることが非常に楽しみです。優先度は当然Aとなります。

ポトロ広場 PLAZA DEL POTRO

ポトロ広場

ポトロとは子馬を意味しています。子馬の像の噴水があるからポトロ広場です。この広場にある旅籠屋ポトロ(Posada del Potro)はドン・キホーテの作者セルバンテスも宿泊したそうで、ドン・キホーテの物語にも出てくるスポットであり、ファンにはたまらない場所なのです。私はファンではないですが、お嫁ちゃんがファンということもあり、優先度はAにしてきます。 

コルドバ 優先度B

ユダヤ人街 LA JUDERIA

ユダヤ人街

メスキータの北側に広がっているのがユダヤ人街です。アンダルシア地方らしい白壁の建物が並んでいて、いくつもの小道があります。お土産屋なども並んでおり、楽しそうなスポットとなっていそうです。優先度はBです。

カラオーラの塔 TORRE DE LA CALAHORRA

 カラオーラの塔
5-9月
毎日:10:00-14:00 16:30-20:30
10-4月
毎日:10:00-18:00
4.5ユーロ
 
カラオーラの塔はローマ橋を守るために築かれた要塞です。現在は、博物館となっていて、コルドバの歴史や歩みを模型や蝋人形を見ながら学ぶことができるスポットです。

ローマ橋は実に格好良いので優先度は高くなるのですが、博物館の方をどうしようか悩みます。ネットで色々調べてみると、この博物館がなかなかのB級感がありそうなんです。気になります。優先度はBとちょっと高めにせざるを得ませんね。

コルドバ 優先度C

アルカサル ALCAZAR

アルカサル
火-金:8:30-20:45
土:9:30-16:30
日・祝:9:30-14:30
4.5ユーロ
 
スペインでは各都市に必ずと言って良いほどあると思えるアルカサル。コルドバにも当然あります。コルドバのアルカサルは、キリスト教の支配下に入った後に建設されたそうですが、イスラム建築の影響が強く残っているのが特徴です。

花で彩られた庭園などもあるそうです。色々調べてみましたが、どうも惹かれるものがないのが正直なところです。コルドバの滞在時間次第では立ち寄ろうかな、というレベルです。優先度はCです。

アラブ浴場

火-金:8:30-20:45
土:9:30-16:30
日・祝:9:30-14:30
2.5ユーロ
 
イスラム支配下の際のアラブ風呂の跡です。ネットでリサーチしてもイマイチ情報がヒットしません。数少ない情報では、特に見所が無いとか、英語で情報が書かれていないとか。。。残念ながら、全く興味が沸いてきません。優先度はCです。

セビーリャ 優先度A

カテドラルとヒラルダの塔 CATEDRAL Y GIRALDA

カテドラル

7・8月
月-土:9:30-16:00
日・祝:14:30-18:00
9-6月
月-土:11:00-17:00
日・祝:14:30-18:00
8ユーロ

セビーリャを象徴する建物です。ここの何が興味深いかというと、”後世の人々が我々を正気の沙汰ではないと思うほど巨大な聖堂を建てよう“というのがコンセプトというところ。ぶっ飛んでる感じが良いですね。

1401年に建設を開始し、1519年に完成という事実もそのコンセプトに説得性を増しています。内部も大変興味深いです。美しいステンドグラスや、聖歌隊席、コロンブスの墓など見所が盛りだくさんなんです。優先度はもちろんAです。

インディアス古文書館 ARCHIVO DE INDIAS

インディアス古文書館

月-土:9:30-17:00
日・祝:10:00-14:00
無料

貴重な公文書が所蔵されている古文書館です。コロンブスやマゼランなど歴史に名をとどろかせている人たちの自筆文書を見ることができます。非常に見たいです。スペインは圧倒的な力を誇っている時代があったから、こういう貴重な文書がたくさんあって良いですね。優先度はAです。

サンタクルス街

かつてのユダヤ人居住区です。迷路のような入り組んだ細い道と白い壁の建物、正にアンダルシアの風景といった町並みを見ることができるそうです。雰囲気の良いバルやお土産屋もあるそうです。優先度はAです。

セビーリャ 優先度B

アルカサル REALES ALCAZARES

alcazares-se
4-9月
毎日:9:30-19:00
10-3月
毎日:9:30-17:00
8.5ユーロ

スペイン王室の宮殿で、14世紀に建設されています。調べたところによると、グラナダのアルハンブラ宮殿を意識した構造となっているそうです。アルハンブラ宮殿は当然、グラナダで最優先スポットとなっており、必ず訪れるポイントです。

似たような建物なら、アルハンブラ宮殿で良いか、なんて思っちゃいました。このため、優先度はBです。

メトロポル・パラソル

IMG_7967

日-木:10:30-24:00
金・土:10:30-1:00
1.4ユーロ

いかにも現代アートというべき曲選が美しい建物です。モニュメントの上に上ることが可能で、展望台となっています。セビーリャの町を眺めるにはよさそうなポイントです。また、周りにはお店がいくつもあるそうなので、おもしろそうなスポットです。優先度はBにしておきます。

セビーリャ 優先度C

黄金の塔 TORRE DEL ORO

Torre-del-oro

月-金:9:30-13:30
土・日:10:30-13:00
3ユーロ

グアダルキビル川という川の木に建つ塔で、見張り塔の役割をしていたそうです。現在は、海洋博物館として使われているそうで、船の模型や海図が展示されているそうです。うーん。。。そこまで興味が出てこない。外観で十分でしょうか。優先度はCです。

ラマンチャ・コルドバ・セビーリャまとめ

 ということで、ラマンチャ地方とアンダルシア地方の中でもコルドバとセビーリャの観光スポットについてまとめてみました。スペインといえば、風車のイメージなのでラマンチャ地方は外したくないのですが、アクセスの悪さがネックですね。ここを組み込むだけで旅程は1日プラスになることは確実です。

アンダルシア地方のコルドバ、セビーリャはしっかりと抑えておきたいかなという印象です。コルドバとセビーリャは距離が近いので、旅程を組む際はどこで宿泊するかも重要なファクターになりそうです。

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