スペイン個人旅行記 第2話 ~マドリードで一泊!~

どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。前回はマドリード空港に無事到着した我々。しかし、ここで安心するのは厳禁です。なぜなら、時間はすでに23時半を過ぎています。見知らぬ海外。しかも決して治安が良いとは言えないスペインです。我々は無事、ホテルに到着することができるのでしょうか。

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マドリード空港をいかに脱出するか

空港脱出という難関

海外の空港に着いて最初の難関は入国検査です。が、今回はEU内のドイツからの入国なのでこの関門はクリアです。

よって、次なる試練は空港を脱出して市街地に出ることとなります。この難易度を左右するファクターは到着時間です。明るい時間に着いていれば大した話じゃないのですが、日付変更線も近い23時半となると難易度は増します。

タクシーを使えば早いのですが、そんなお金はありません。。。というファーストクラスユーザーにあるまじき経済状況なのです。

脱出手段

マドリード空港から脱出する手段は我らが個人旅行者のバイブル、ダイヤモンド社発行の地球の歩き方によると3種類です。

・地下鉄
・RENFE
・バス

RENFEってのは電車みたいなもんだと思ってください。これがまた掘り下げていくと、微妙な選択肢なのです。これらの選択肢を元に適切な場所にホテルを取らなければなりません

地下鉄は深夜1:30頃まで運行はしているのですが、到着するのがヌエボス・ミニステオリオス駅という微妙な駅。ちょっと調べると、良さげなホテルがありません。この情報だけ見るに、人通りが多いかどうかもかなり怪しい。。。初日からキャリーケース抱えて人気のない夜道でホテルを探すってのはリスキーなので、避けたいところです。

RENFEはアトーチャ駅まで行けます。アトーチャ駅ってのはマドリードのメインの駅であり、近くにいくらでもホテルがあります。実に良い選択肢です。が、1つ難点が。終電が深夜の0:15までなんですよ。23時半頃に到着予定の飛行機の到着が遅れれば終電を逃しかねないリスクがあります。

バスは24時間運行という頼もしさ。しかし、23時半以降はアトーチャ駅には行かず、到着地が途中にあるシベーレス広場という中途半端さ。シベーレス広場からアトーチャ駅まではざっと2km。荷物を抱えて夜道を歩くには少々厳しい距離と言えます。

まさに帯に短し襷に長し状態。翌日の予定を考えると、アトーチャ駅近くに宿を構えるのが楽に決まっているので、RENFEが運行している時間に飛行機が到着することにかけて、アトーチャ駅近くの宿をとりました。

脱出

既にお伝えしたとおり、フランクフルトからのフライトは順調そのもので、予定通り狙っていたRENFEに間に合う時間での到着です。てことで、すたこらさっさとRENFE乗り場に向かいます。

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RENFE到着を待つお嫁ちゃん

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RENFE到着を待つ団長さん

例によって疲れに反比例して枚数が減るのが写真なので、あまり良い写真がないのですが、海外に着いて最初に乗る公共交通機関って何かテンション上がりますよね。空港線なので、まだそこまででもないですが、漂う現地の香りを存分に吸い込めます。

電車の乗り込み30分弱、アトーチャ駅に到着する頃には日付も変わろうかというところです。

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深夜のアトーチャ駅

ホテル到着

アトーチャ駅がゴールならば、ここで長かった初日も終了と言えるのですが、ホテルで床につくまでが初日なんです。てことで、ここからは宿を探す行程に移ります。ここで非常に大事なポイント。

夜のホテル探しは、駅からの出口選びで運命が決まる!

です。これ、ほんと重要。金言です。駅が大きければ大きいほど重要性が増します。今回はちょっと予算が張るのですが、駅チカのホテルを押さえましたので、ここさえ間違わなければ大怪我はせずに済みます。

しかし、アトーチャ駅はターミナル駅ってことだけあり大きい。何とか、地図と勘を頼りに出口を決め打ちで駅を出ます。すると、謎のオブジェが。。。

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顔マネのサービスまでしてくれるお嫁ちゃん
 
いや、モザイクかかってるから見えないんですけどね。てか、いきなり、こんな不気味なオブジェあったらびびっちゃいますよ。そんなすったもんだがありながらも、無事ホテルに到着。

感想として、大都会マドリードだけあってかこの時間でも人通りは思いのほか多い。しかし、街自体の明るさは暗めって言った感じです。これはホテルを駅チカにするという判断は賢明だったかもしれません。

次回予告

さぁ、ホテルに到着して長い初日を無事終えた我々。明日から、いよいよ観光がスタートします。観光の一発目はトレド。中世の香り漂うトレドには何が待っているのでしょうか。次回にご期待ください。お楽しみに~。

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