ANA 国際線ファーストクラス搭乗記２　〜搭乗・ウェルカムドリンク編〜

2015/05/25

どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。筆は遅いくせに、書き始めると文章が増えすぎて、１記事でで納まりきらなくなるのがこのブログの悪い癖ですね。

ファーストクラス体験と言いつつ、前回は機内に搭乗すらせずに終わってしまいました。今回はしっかりと、機内の様子を中心に紹介していきたいと思います。

1 搭乗
2 ウェルカムドリンク
3 アメニティ関連
4 座席
5 関連記事

搭乗

団長さんは飛行機に１秒でも早く乗ることを信条としています。この信条に対して、お嫁ちゃんは若干否定的でありますが、今回はファーストクラス。１秒でも無駄にしないため、今回はその信条がより色濃く反映されます。スイートラウンジでチーズバーガーを食べ終えるや否や、１０８番搭乗口へ向かいます。

搭乗は下記の順番で行います。

　１．搭乗に際しお手伝いが必要な人

　２．ファーストクラスorダイヤモンド会員
　３．ビジネスクラスorプラチナ会員orSFC会員orスタアラゴールド会員
　４．その他

団長さんは搭乗に際して、お手伝いは特に必要がないので、２番目のカテゴリの人たちの中での１番乗り搭乗を目指します。

ファーストクラスは８席しかないため、そこまで焦る必要はないかと思いますが、ダイヤモンド会員が何人いるか不明なので念のため早めに専用レーンに並びます。

ファーストクラス&ダイヤモンドドレーン

この専用レーンにダイヤモンド会員でなく、ファーストクラスユーザーとして並ぶのが夢だったわけです。無事先頭で並ぶことに成功。

時が経つにつれてあきらかに８人以上が並んでいることに気づきます。ダイヤモンド会員って思っている以上にいるもんだな、と実感。

さて、搭乗の時間がやってまいりました。

分岐点

ここがファーストクラスとそうじゃないクラスの分岐点。左側のルートはファーストクラス専用のルート、つまりこの機内で最大８人のためだけに用意されたルートなのです。

そんなことに喜んでくだらない、と人は言うかもしれませんが、こういう一つ一つの楽しいわけです。１年近く予約デスクに電話し続けて座席を獲得した甲斐があったというものです。この分岐点を左に曲がると、さすがに緊張感が。。。

ファーストクラスの先輩であり、ANAに関して恐ろしく博識な友人Y氏の話によると、CAさん達はファーストクラス搭乗者が当日のポイントなどを使ったアップグレードかどうかはわかるけど、特典航空券か正規購入者かはわかっていないとのことです。

つまり！特典航空券でタダ乗りしている我々夫婦も、ひょっとしたら正規運賃を支払っているセレブだと勘違いされる可能性があるわけですよ。そんなことを考えていたら、なんだか緊張してきました。。。

ウェルカムドリンク

良くわからない緊張感を持ちながら搭乗。そんなこちらの緊張感をよそにCAさん達は優しく出迎えてくれます。上着を預かってもらい着席すると、おしぼりを渡してくれ、ウェルカムドリンクとしてシャンパンとオレンジジュースを用意しているけどいかがですかと問うてきます。

ここまでの流れは、過去に何故かアップグレードされたフランクフルト-セントレア便のビジネスクラスで体験済みであったので、淀みなくシャンパンを頼むことに成功です。ちなみにですが当然のごとく、お嫁ちゃんはオレンジジュースを飲んでいました。

ウェルカムドリンク

ファーストクラスといえばシャンパンってイメージがあるかと思います。頼れるY氏からの情報によると、ファーストクラスで提供される飲み物の中でKRUGっていうシャンパンが最も単価が高いとのことです。

出発前、Y氏に実に楽しみだという話をしていると、ウェルカムドリンクで出てくるシャンパンはKRUGではないから飲みすぎたりしないようにと釘を刺されていたので、アドバイス通り一杯でやめておきます。

アメニティ関連

ほぼ１番乗りで搭乗したので、離陸まで時間があります。座席に何が置かれているかを確認してみましょう。

アメニティとヘッドホン

まず目に付いたのは、アメニティセットとヘッドホン。事前学習した内容によると、このアメニティってのもこだわりのモノが色々入ってるそうで、オークションで高値で売買されているそうです。

２人分往復で４セット手に入るので、記念に１つだけもらって残り３つはオークションで売ってみることにします。

ちなみに、中身はこんな感じです。

　・ANAオリジナル｢RIMOWA｣ポーチ(黒)
　・「ザ・ギンザコスメティックス」ベーシックケアセット
　　- エナジャイジングローション（化粧水）
　　-モイスチャーライジングエマルジョン（乳液）
　　-クリーミークレンジングフォーム（洗顔料）
　　-スーペリアコットン4枚入り
　・歯ブラシセット、アイマスク、イヤプラグ

ヘッドホンも使ってみると、びっくりするくらいノイズキャンセリング機能が効いていて、飛行機のエンジン音を気にせずに音楽や映画を楽しむことができる高性能品でした。ウチでもこれくらいのヘッドホンが欲しくなっちゃくらい良い品です。

席に着くと、CAさんがパジャマに着替えますか？と聞いてきます。パジャマでご飯食べるのはあまり気が進まなかったので、一旦断ります。あとで紹介しますが、このパジャマも良い品で、軽いにもかかわらず暖かいという優れものなのです。

座席

この便のファーストクラスは８席だと書きましたが、１−２−１の並びが２列あるという構成です。２人の旅ということもあり、当然真ん中の２席を指定していたのですが、出発前にはファーストクラスの個室感の中でどこまで隣席っぽくなっているか不安がありました。ファーストクラスの並び席については気になっている方もいるかと思うので、紹介しておきます。

座席の間に仕切りがあるのですが、この仕切りはスライド式で開けることが可能です。開けてみると、こんな感じです。

ファーストクラス_シート
並び席

座席を前方に出せば、会話は簡単にできるくらいの距離感です。ビジネスクラスのスタッガードの隣席は半列ずつずらした配置となっているので、このようにはいきません。ファーストクラスの隣席はこのように会話も可能なので、検討されている方はご安心ください。

そろそろ長くなってきたので、今回の記事はここまでです。次回はいよいよお待ちかねの機内食の紹介です！