軍艦島コンシェルジュ参加でわかったツアーを100倍楽しむコツ

どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。長崎・天草の旅から軍艦島ツアーを切り抜いてお送りします。軍艦島の部分だけを切り抜くのは、今回利用した軍艦島コンシェルジュのツアーについて詳しくご紹介したいという思いからです。

世界遺産への登録で人気が急騰し、人が殺到することが予想される軍艦島なので、ツアー参加を検討・予定されている皆様にとって一助になればと思います。
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軍艦島上陸ツアーについて

軍艦島に正規の方法で上陸するには、どこかのツアーに参加するしかありません。昔は、漁師さんとかにお願いすれば上陸できた時期もあるそうですが、現在はそれもかなり難しいようです。

法にも触れるようですし、何より廃墟内を勝手に歩くってことで危険ですからね。ということで、ツアーに参加して上陸するしかないです。まずは軍艦島関連のツアーをさくっとですが、まとめてみました。

ちなみに各ツアーとも軍艦島への入場料は含まれていません。上陸できた場合は別途300円が追加となります。

軍艦島コンシェルジュ

・1日2便(10:00-13:00, 13:15-16:05)
・料金:大人3,600円、中高生2,900円、小学生:800円
 (別途入場料必要)
・支払い:現金orクレジット(当日or事前)

軍艦島上陸クルーズ

・1日2便(9:40-12:50, 14:00-17:15)
・料金:大人3,100円、小学生:1,600円
 (別途入場料必要)
・支払い:現金のみ(当日)

軍艦島ツアー

・1日2便(10:30-13:00, 13:50-16:10) 
・料金:大人3,900円、中高生:3,100円、小学生:1,900円
 (別途入場料必要)
・支払い:現金のみ(当日)

やまさ海運 軍艦島上陸周遊コース

・1日2便(9:00-11:30, 13:00-15:30) 
・料金:大人4,200円、中高生:4,200円、小学生:2,100円
 (別途入場料必要)
・支払い:現金のみ(当日)

どこのツアーを選択するか

この4つの中で、実際にツアーを利用した方のブログなどを参考にして、軍艦島コンシェルジュを予約することにしました。

決め手は何と言っても上陸確率の高さです。また、商売っ気が若干強いながらも、決め細やかなサービス精神のあるツアーとの情報を見つけたことも要因の1つです。

軍艦島コンシェルジュの予約について

8月の平日のツアーを5月に申し込んで予約をすることができました。このときは、世界遺産候補になるかもくらいの時期です。この時期で何とか予約できたという感じなので、世界遺産確定後はかなり早めの行動が求められると思います。

ちなみに、8月に実際にツアーに参加したときに話を聞くと、10月までは完全に予約でいっぱいとのことでした。恐るべし、世界遺産効果。。。 

ツアーを100倍楽しむコツ

折角のツアーなので、可能な限り軍艦島やツアーを満喫できる席で楽しみたいものです。実際に参加してみて気づいたことなどを紹介していきます。

マーキュリー号
マーキュリー号

1Fと2Fのどちらに座るか?

船は2階建てになっています。このため、まず考えるべきは1F2Fのどちらが良いかという比較になります。私は行きは2F、帰りは1Fに座ったので、それぞれのメリット・デメリットについてまとめます

2Fのメリット

 ・窓がないので写真撮影がしやすい
 ・外の海風が気持ちいい

2Fのデメリット

 ・夏暑く、冬寒い
 ・日光の状況によってモニタで流れる映像が見づらい
 ・解説員の話がスピーカ越しでしか聞こえない

1Fのメリット

 ・エアコンが効いてて快適
 ・天候に関わらずモニタの映像が見やすい
 ・解説員の顔も見ながら解説が聞ける

1Fのデメリット

 ・窓越しにしか景色が見られない
 ・外の空気が感じられない

1F or 2Fのまとめ

ツアーの流れとしては、行きは軍艦島以外の見所も紹介しますが、帰りはモニタでの映像の紹介が主であり、外の景色の解説はほとんど有りません。この点から、行きは2F、帰りは1Fがオススメです。

ただし、帰りも景色を思う存分楽しみたいとか、写真撮影をしたいという場合は両方2Fというのアリです。なお、2Fは安全面から小さな子供がいる場合は利用不可だそうです。ご注意を。

船の右側か左側か

往路は断然右側がオススメです。

正直なところ、海上から軍艦島を見るという観点では、船の左も右も関係ありません。ツアーのメインとなる軍艦島に対しては、右側からも左側からも見えるように島の周りを周遊してくれます。むしろ、左側の方から先に見えるようなルートなので、誰よりも早く軍艦島を見たい!という人には左側の方がオススメです。

では、なぜ右側がオススメなのか。それは、軍艦島に着くまでの道のりにあります。途中、軍艦島とセットで世界遺産登録された三菱造船のクレーンなどの見所もあるのですが、それが往路では船の右側に位置するのです。それ以外にも、小さな島にあるマリア像なども同じく右側にあります。この点から、往路は絶対に右側がオススメです。

往路で右側を確保できなかった場合は復路で左側に座れば良いのか、と問われると、それは微妙なところです。繰り返しになりますが、軍艦島以外の見所の紹介は往路でなされるからです。

復路ではこの辺りに触れてはくれませんので、やはり往路の右側が重要です。往路で右側を確保できた際は、復路も右側が良いと思います。グラバー氏関連のドックが復路で触れられる数少ない見所ですが、復路の際の右側に位置しています。

船の前方か後方か

前方のほうがいち早く軍艦島を発見できて、お得感がある気もしますが、実際はあまりに前方だと船の構造上見づらいです。2Fの右側であれば、前寄り3列目くらいがちょうど良いと思います。あまり後方だと、写真撮影の際に前の人が写りこむ可能性が高いです。

軍艦島
2F前方席から撮影した軍艦島

どうやって好みの席を確保するか

上で散々、どの席がオススメかを語ってきました。船は自由席なのでボヤボヤしていては、好みの席を確保することは困難です。では、どうやって好みの席を確保するのか。。。実際、私は1番先頭で船に乗り込むことができたので、その際に用いた方法を紹介していきます。

支払いは事前に済ませておくこと

まず、事前準備です。支払いは必ず事前にクレジットカードor銀行振込等で済ませておいてください。当日の朝、先着順で並んでいくこととなりますが、列は2種類の列に分かれます。分け方としては、支払いが済んでいるか否かです。

事前支払いが済んでいると、手続きは名前確認と誓約書提出でOKですが、済んでいない場合は、受付で支払いをしなければなりません。この支払いに要する時間がロスとなります。また、誓約書は当日記入も可ですが、WEBからダウンロードができますので、事前記入をオススメしておきます。

受付開始時間前の到着

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軍艦島コンシェルジュ受付

午前の部は10:00~乗船開始で、受付開始は9:40~です。私は9:10過ぎに到着し、支払いを済ませている中では1番乗りとなりました。

この日は平日でしたが、支払いを済ませていない人で私よりも早く来ている人たちもいました。事前に支払いを済ませていなければ、危ないところでした。1つの目安としてご参考にしていただければと思います。

受付後の流れ

受付を済ませると、建物の中の待合室でいったん待つこととなります。

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受付にある軍艦島模型

その後、待合室にある程度人がたまってくると、早めに乗船したい人は桟橋前で並ぶように案内があります。待合室にはイス・エアコンが完備していますが、桟橋前は日よけの屋根がある程度で立って待たなければなりません。

ここで桟橋で並んでおかないと好みの席はゲットできなくなってしまうので、気をつけて下さい。

まとめ

以上が、好みの席を確保するための流れです。散々紹介してきましたが、あくまでも軍艦島にたどり着くまでの道中をより楽しむためのコツです。上陸後はどこの席であっても楽しさは変わりないので、軽い気持ちでチャレンジいただければと思います。

実際にツアーに参加したときの様子は別記事にまとめてありますので、ご参考にしていただければと思います。月並みですが、軍艦島は本当に素晴らしかったです。是非、皆さんも訪れてみたください。

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