“機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM”に行ってきた感想

どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。先日、遂に”機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM”に行ってきました。昨年大阪で開催されたものの、東京では開催されていなかったので、ずっと気になっていたイベントなので、念願叶いました。

中は基本的にほぼ撮影禁止なので、雰囲気を伝えにくい面もありますが、可能な限り様子をお伝えしたいと思います。思いっきりネタバレしちゃいますので、お気をつけ下さい。

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開催概要

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日程:2015年7月18日-9月27日
開館時間:10:00-20:00
      ※9月3日以降の木・金は22:00まで
会場:森アーツセンターギャラリー
チケット情報

アフターシックス券1,500円
一般・大学生2,000円
中高生1,500円
4歳~小学生800円

混雑状況

金曜日の13時半頃に入りましたが、人の入り具合はそれほどでもありませんでした。そのため、オープニングムービーもほとんど待ち時間無く入ることができました。

原画に関しては、前の人がじっくり見るタイプの人であれば、若干(といっても2,3分くらい)待たねばならない程度の混雑具合。土日とかだと、結構混むんですかね。。。圧倒的な迫力の原画なので、ぜひゆっくりと鑑賞したいところです。可能であれば、土日を避けることをオススメいたします。

オープニングシアター”大気圏突入”

機動戦士ガンダムの第5話としてもお馴染みの”大気圏突入”をベースにした7分程度のムービーを見ることができます。シアターに入るとそこはホワイトベースのブリッジの気分。前方に舵をとるミライさん、通信席にセイラさん、後方の館長席に座るブライトさんが映っています。

座れる席は若干しかありませんが、平日ということもあり人数が少ないため、ミライさんの真正面の良い席をゲット。ホワイトベースの一員のような気持ちで、いざ大気圏突入です。

すると、ジオンが襲来です。これに合わせてアムロが出撃。”地球の重力に引っ張られないよう高度に注意しろ”というアドバイスを送るセイラさんに”戦ってる最中にそんなことはできん”と返すアムロ。それに対してセイラさんは”あなたならできる”と応えます。当然、このセリフへの返しは”おだてないでください”です。あぁガンダムの世界ですね。

アムロ出撃後にシャアのザクがホワイトベースのブリッジに横付けしてきて、民間人が居ることもあるので投降するように促してきます。ここは原作とは異なる点ですね。その後、シャアとアムロの戦闘に突入。ガンダムがバズーカを持っているところに違和感を感じつつも、気づかないフリです。

ここら辺りで高度がきつくなってきたため、シャアのザクはコムサイに収容。クラウンは当然収容不可です。大気圏で燃え尽きます。ここら辺で我々が乗り込んでいるホワイトベースは窓にシャッターがかかってしまい、外が見えなくなります。

その頃、ガンダムは、耐熱フィルムを駆使して大気圏突入。地球にたどり着いて、シャッターが開くと無事に大気圏突入ができたガンダムとご対面。しかし、地球にたどり着いてもガウがホワイトベースを襲ってくるのでした・・・とまぁここまでがメインのムービーです。

その後、哀・戦士の曲がかかり、地球到達後から最終回までのダイジェスト映像が一気に流れます。これがかなりキテます。大画面と良い音響設備で1stの名シーンを一気に見ることができるわけですから、かなり感動的なんです。リュウさんのハモンさんへの特攻やら、スレッガーさんの悲しいけどこれ戦争なのよね特攻を大画面で見せられると、涙が。。。

メイキング・オブ・ガンダム

シアターのあとは自由見学が可能です。ガンダムに関わる企画書から原画とか絵コンテとか膨大な数の貴重な資料が展示されています。何時間でも見ていられます。

物語のはじまり

まずは、ガンダムの生い立ちから紹介されています。ガンダムの世界観や基本構想を検討している資料が展示されています。”ガンダム”になる前の”ガンボイ”の時代からの資料ってのが貴重感を強くしています。冨野氏の直筆の設定書とか鳥肌ものです。

また、設定書以外にもキャラデザインやメカニックデザインがどのような変遷を経て、最終的な形に落ち着いたかがわかるような資料も多数展示されていて面白いです。アムロとかブライトさんとか微妙にですが結構、最初の構想からデザインが変わっていたようです。ちなみにシャアは最初の構想から全然ぶれてないデザインであることも興味深い。

安彦氏や大河原氏の作品が大量に展示されていて見ごたえは十分すぎるほどです。

近未来の宇宙で

コロニーや戦艦内など、主に背景関係の原画やセル画が展示されています。背景に注目しながらガンダムを見ていたわけではないですが、どこのシーンの背景かを思い出しながら見るのはなかなか面白いです。コロニーの設定を元に絵をおこすってのは説得力を持たせる作業が大変だったろうなという思いにさせられますね。

戦争と人間の性

1番のオススメはこのコーナーです。ガンダムの初回から最終回まででの各シーンを安彦氏の原画でたどることができます。これに関しては、ぜひ1度公式サイトで見て欲しいです。圧倒的な画力で迫ってきます。


ガルマがイセリナを回想する1コマやコンスコン隊がアムロに壊滅させられるTV中継をシャアとララァが見ているシーンとか、実に良いです。ここだけでも何時間でも見ていられます。特に、シャアがキシリアの頭を吹っ飛ばす瞬間の顔が一番良かったかな・・・あぁミハルが死んで絶望するカイも悪くないね。

激突・モビルスーツ

ここでは大河原氏作の設定資料が多数展示されています。なお、ここのコーナーのみ写真撮影可能ですので、いくつか掲載しておきますね。

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展示品の数々

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恐怖!機動ビグ・ザム

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さすがゴッグだ

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なんともないぜ

設定資料以外にも模型があったり、1/1ガンダムヘッドなども展示されています。

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ラストシューティングの残骸

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ジェットストリームアタック

ガンダムは終わらない

これ以降はおまけみたいな感じです。OVAのORIGINの宣伝とか、ジオン・ズム・タイクンの銅像やらが飾ってあったりしています。あと、併設されているカフェでは昨年の大阪のガンダム展で来場者が作成した1000体のガンプラが展示されていたりですね。1000体のガンプラはさすがに圧巻です。まさにア・バオア・クーです。

物販コーナー

展示が終わると、物販コーナーがあります。おなじみの限定ガンプラはもちろん、趣向を凝らしたグッズが取り揃えられていて、ファンの心をくすぐってきます。中でも、原画は安彦氏のサイン入りだそうで、かなり惹かれます。高価であるため、かなり迷いますが、シャアの原画が既に売り切れていたため、なんとか我慢することができました。そんな中で購入したのが”図録”と”モビルスーツダイズカン手拭い”です。

図録

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展示があまりに素晴らしかったので、思わず買っちゃいました。展示されてていた作品が網羅されているほか、富野氏などのインタビューもあり読み応え十分です。

モビルスーツダイズカン手拭い

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これまた思わず買ってしまった手拭い。レトロな感じのデザインに惹かれて買っちゃいました。ジオンシリーズ以外にも、連邦シリーズやキャラクターシリーズがあり、迷いました。

名言も合わせてプリントされているキャラクターシリーズも魅力でしたが、オシャレなテイストにアレンジされたジオンMSの魅力には勝てませんでした、実に気に入りました。

ガンダム展まとめ

とにかく見応え十分です。決して安いとは言えない料金設定ですが、原画には力を感じるし、最初のシアターでは名場面を大画面で見ることもできるし、満足度が高いです。土日は混雑しているみたいなので、なるべく平日の訪問をおすすめします。

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