スペイン個人旅行ルートの決め方 その1
こんばんは。ループの螺旋階段です。前回は旅先をスペインに決めた理由などを晒してみました。今回はいかにして、スペインの中でのルートについてどのように検討したかなどを晒していきます。
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目次
日本からのスペイン入国
残念ながら日本からの直通便は出ておりません。なので、ヨーロッパで乗り継ぎをする必要があります。今回はスターアライアンス系でたどり着くという縛りがありますが、そこは天下のルフトハンザ航空を使ってしまえば、全く問題なしです。ルフトハンザのメリットを最大限に活かすためには、そう、お馴染みのフランクフルト国際空港を使えば良いわけです。
フランクフルトに入ってしまえば、あとはいくらでもスペインへの道は開けています。できるだけ、スペインでの滞在時間を長くとるためには乗り継ぎ時間が短く、フランクフルトに入ったその日のうちにスペインに到着できる便である必要があります。その条件で行くと、マドリードでもバルセロナでもなんとかなりそうです。さすが、ルフトハンザさんといったところです。
マドリードから入るかバルセロナから入るか
スペインに行ったからには、この2つの都市は外せないところです。ただ、この2つの都市はそれなりに距離が離れています。なので、効率的な移動のためには、スペインの入国と出国をマドリードとバルセロナで別々にしておくことが良さそうです。この他にマラガの空港を利用するという選択肢も無くは無いですが、便数が少なく自由度が下がってしまうので、ここは王道のマドリードorバルセロナにしておきましょう。
で、マドリードとバルセロナのどちらをスタートとするか・・・答えはマドリードです。なぜか。マドリードが寒いから、それだけです。アンダルシア地方を経由してマドリードとバルセロナを巡ることを考えた時に、段々暖かくなるルートの方が気分的に良さげなのがその理由です。あとは、何曜日にどの都市にいるのか、というのも重要なファクターですね。月曜日が休みの観光施設が多いので、両方のルートで検証して、月曜日の影響を受けづらいのがマドリード入りでもあったわけです。
行きたい都市
既に書いた通り、スタートがマドリードでゴールがバルセロナとなることは確定しております。これと限られた日程でいかに、効率的で満足感のあるルートを組むのかが、腕の見せ所となります。
トレド
マドリードから1時間もかからずに着く、北海道で言うと札幌と小樽の関係のような立地です。トレドは西ゴート王国時代の首都であり、中世の時代から時間が止まったような街並み広がっている都市だそうです。「街全体が博物館」だとか「スペインで少しでも時間が取れるならば、迷わずトレドに行け」と称されるほど、絶賛されています。ここまで絶賛されていると行かないわけにいかないじゃないですか。思えば、2年前に行ったブルージュも「中世から時間が止まった」と銘打たれていました。ヨーロッパにはどんだけ、時間が止まっている街があるんですかね・・・
セゴビア
こちらはマドリードから電車で2時間程度の距離。札幌起点で言う必要は全くないのですが、旭川よりも遠いくらいの感覚でしょうか。直線距離ではそんなになさそうですが。。セゴビアは何と言っても水道橋です。1世紀につくられた水道橋とか、心ひかれまくりです。その他にも大聖堂とかがあったりです。
ラマンチャ地方
かの有名なドンキホーテの舞台となったエリアです。いかにもドンキホーテのイメージに合った赤茶けた大地と風車を見ることができます。といってもドンキホーテ読んだこと無いんですけどね。ここのネックはアクセスの悪さ。マドリードからバスで行くしかないことに加えて、本数も少ないという個人旅行泣かせの街です。
コルドバ
アンダルシア地方の都市です。ここはメスキータが目玉です。メスキータはイスラム教文化とキリスト教文化が色濃く交じり合った建物とのことです。相当気になりますね。その他にもユダヤ人街があったり、ポトロ広場があったりと、外せない街になっています。
セビーリャ
アンダルシア地方最大の都市です。ここにはスペインで最大の、世界でも3番目に大きいカテドラルがあります。だいぶ話をデフォルメしておりますが、このカテドラルは「後世の人間が引いちゃうくらいのでっかいカテドラルを作っちゃおうぜ」的なノリで作られたそうです。ちょっとバカっぽくて好きです。
マラガ
アンダルシア地方のリゾート地。ピカソの出身地としても有名ですね。年末年始の旅ってことでゆっくりしたい一面もあります。そんな気持ちをリゾート地に行くことで満たすというのもなかなか乙じゃないでしょうか。
グラナダ
天下のアルハンブラ宮殿を要するアンダルシア地方最大の観光地。ここは行くこと確定ですね。
白い村
ガイドブック等で良く見るザ・アンダルシア地方な写真は大抵白い村です。せっかくスペインまで来たのだから、ここも当然押さえておきたいところです。ただ、ここもラマンチャ地方と同様にアクセスがよろしくない。基本的に、電車だけでいける白い村はなく、バスの利用が求められます。個人旅行者にとってバスのハードルは地味に高いのであります。
さて、どうするか・・・
まずは、だらだらと行きたい都市を挙げてみました。あとは、限られた日程でどう組み込んでいくか、腕が鳴ります。
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