スペイン旅行記 第16話 大晦日のセビーリャ観光
どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。アルコス・デ・ラ・フロンテーラからセビーリャへの大晦日の移動を無事終えた我々は、大晦日のセビーリャ観光を始めます。大晦日という特殊な日のセビーリャ、観光スポットは定休日になっているところもあり、一筋縄にはいきません。
スポンサーリンク
セビーリャで昼食
2日前に初めてセビーリャに降り立った日と異なり、この日は日中です。治安の悪さは微塵も感じられません。ということで、余裕でバス停を探しながら中心地であるヌエバ広場に向かいます。
この日のランチは地球の歩き方にも紹介がされていて、ヌエバ広場にあるエンリケ・ベセラと決め打ちしていたのです。
バスを間違えることもなく、スムーズにヌエバ広場に到着。市内を走るバスを使いこなすとすっかり旅慣れた感が出てきます。街の空気を感じることもできるし、何よりも旅費の節約にもなります。
で、地図を片手に目的地であるエンリケ・ベセラに到着。全く道にも迷わずいつになくスムーズな道のりです。が、ここで落とし穴が。店内に入ると恐ろしいほどの人でごった返しています。しかも観光客ってよりは地元のおじさんたちが多数。。。
この状況では埒があかないなぁと途方に暮れていると、親切なほろ酔いおじさんが話しかけてきます。「この店を出てまっすぐ行ったところにスペインのトラディショナルなレストランがあるぞ」と英語で教えてくれます。
「サンキュー、親切なおじさん」という言葉を残し、教えてもらった方向に向かいます。
この日のランチは地球の歩き方にも紹介がされていて、ヌエバ広場にあるエンリケ・ベセラと決め打ちしていたのです。
バスを間違えることもなく、スムーズにヌエバ広場に到着。市内を走るバスを使いこなすとすっかり旅慣れた感が出てきます。街の空気を感じることもできるし、何よりも旅費の節約にもなります。
で、地図を片手に目的地であるエンリケ・ベセラに到着。全く道にも迷わずいつになくスムーズな道のりです。が、ここで落とし穴が。店内に入ると恐ろしいほどの人でごった返しています。しかも観光客ってよりは地元のおじさんたちが多数。。。
この状況では埒があかないなぁと途方に暮れていると、親切なほろ酔いおじさんが話しかけてきます。「この店を出てまっすぐ行ったところにスペインのトラディショナルなレストランがあるぞ」と英語で教えてくれます。
「サンキュー、親切なおじさん」という言葉を残し、教えてもらった方向に向かいます。
そこにはボデガ・ゴンゴラという店が。。。おじさんを信じて、いざ入店!
外観
お馴染みのビールとあまりお馴染みでない炭酸水
何かてんこ盛りな店内で1枚
イカフライ
オックステール煮込み
地球の歩き方を見るまで知らなかったんですけど、オックステール煮込みってコルドバの名物料理なんですってね。もう既にセビーリャまで来てしまっていますが、同じアンダルシア地方ってことで、まぁ良かろうの精神でオーダーしました。
結果は、ちょっと団長の舌には合わなかったかな・・・なんというか塩気に欠けるというか、パンチに欠ける味でした。
結果は、ちょっと団長の舌には合わなかったかな・・・なんというか塩気に欠けるというか、パンチに欠ける味でした。
詳しくは別記事にて
ボデガ・ゴンゴラ(セビーリャ)〜セビーリャの伝統料理を食す〜
どうもこんばんは。ループの螺旋階段です。スペイン旅行で利用したお店を紹介するシリーズです。今回はセビーリャにあるボデガ・ゴンゴ...
大晦日のセビーリャについて
昼食も終えて、あとは街をぶらぶらとしたいと思います。繰り返しですが、日付は12月31日の大晦日。いやぁ年の瀬を海外で過ごすってのは乙なもんです。なんて偉そうなことを言ってますが、まだ2回しかしたことないんですけどね。。。
大晦日のセビーリャはどういう感じかと言うのをちょっとだけ紹介。基本的に飲食店は営業してます。夜になると一部クローズの店も出てきますが、食事をする分には困らない程度にはやっています。ただ、人でいっぱいの店もチラホラあったので、お目当ての店がある場合は事前に予約するほうがベターです。
スーパーや百貨店は通常通り営業していそうでした。ちなみに我々は、スーパーで食材を買い込んで、ホテルでTVを見ながら年を越しました。
観光地は基本的に結構閉まってます。カテドラルもインディアス古文書館も少なくとも午後にはクローズ状態。なので、観光地への入場は諦めて、街自体の雰囲気を楽しむというのが、良い過ごし方かもしれません。
大晦日のセビーリャ散策
てことで、お嫁ちゃんが楽しみにしていたインディアス古文書館はクローズだったので、気を取り直して街歩きです。あわよくば開いているかなと思いましたが、ダメでしたね・・・
電車通り
画になる馬車
街の雰囲気はこんな感じです。アンダルシア地方最大の都市と言うだけあり、街の賑わいも結構なものです。
この日はひたすら街歩きと買い物。お嫁ちゃんが欲しがっていたセビーリャ焼きという焼き物が売られているセビリャルテという店に行ったり、エル・コルテ・イングレスというスーパーに行ってと買い物をしたりして、一旦ホテルに戻ります。
12粒のブドウ缶詰
スペインの風習として、年越しを迎える際に12粒のブドウを食べるというものがあるそうです。日本で言うところの年越しそば感覚なのでしょう。郷に入らば郷に従え精神です。スーパーで12粒のブドウが入ったおあつらえ向きの缶詰があったので、買っちゃいます。
ホテルでちょっとゆっくりしたら、大晦日の夜のセビーリャに繰り出します。
フラメンコ鑑賞
この日のメインイベントはフラメンコ鑑賞だったんです。折角だから、スペイン滞在中にどこかで生で見たいと思っていたのですが、スケジュールを観光がしづらいであろう大晦日で調整したのです。
フラメンコの会場はロス・ガリョス(LOS GALLOS)という場所です。日本で事前に予約をしていたので、安心は安心なのですが、席は先着順とのこと。どうせ見るなら間近で見たいので、早めに会場に向かいます。
路地で入り組んだ場所にあり、若干迷いながらも無事に到着
外観
開場を待つ人
30分弱ほど待ってようやく入場。張り切りすぎたのか、1番乗りという結果になり、最前列の席をゲットです。色々調べていると、フラメンコショーは基本的に撮影禁止で、一部写真OKタイムを設定しているケースが多いのですが、ここロス・ガリョスは最初から最後まで常時撮影禁止なんです。そういう無骨さにほれ込んで、このロス・ガリョスを選びました。ステージと席の距離が近いことも魅力です。
なので、写真は唯一、開演前のステージのもののみです。
ステージまで距離近し
ショーが始まると、イケメンお兄さんが踊り狂ったり、情熱的お姉さんが激しいステップを刻んだり、ショーン・コネリー似の渋いおじさんが美声を響かせたりと圧巻のステージ。いやぁ生で見る伝統文化ってのは良いもんです。
一点気になったのは、(団長さんが良い席過ぎたが故のケースなんのですが)ステージに上る階段の横に座ってる団長さんの肩を手すり代わりにしてショーン・コネリーが階段を上り下りしてたことくらいでしょうか。かなりガタイが良いオジサンなので物凄い圧力。。。
セビーリャでの年越し
フラメンコショーを見終えた我々はホテルにそそくさと帰ります。途中道に迷って若干不機嫌になってしまった団長さん。。。申し訳ない。夜のセビーリャはライトアップされていて良い雰囲気です。
キリスト教的なあれ
インディアス古文書館前でジャンプ
ホテルに着いたら、まだ日付が変わる前。てことで、TVでカウントダウン番組を見ながら年を越す瞬間にブドウをいただきます。2014年も残り1分というところで、TV画面に時計が出てきます。そして時計の中には12個のブドウのイラストが。
どうやら、1分で12粒を食べるのが流儀のようです。5秒に1つのペースでブドウがTV画面から消えていきます。正直、間に合わず3粒ほどは2015年に食べてしまいましたが、まぁ初心者なので良しとしてもらいましょう。そんなこんなで、2014年も終わりです。良い1年だったかなぁ。
どうやら、1分で12粒を食べるのが流儀のようです。5秒に1つのペースでブドウがTV画面から消えていきます。正直、間に合わず3粒ほどは2015年に食べてしまいましたが、まぁ初心者なので良しとしてもらいましょう。そんなこんなで、2014年も終わりです。良い1年だったかなぁ。
次回予告
翌日は元日のセビーリャを観光します。元日と言うことで、大晦日以上に観光には不利な1日となることが予想されますが、めいっぱいセビーリャを楽しむ模様をお送りします。それではまた次回お会いしましょう。さよなら~。
この記事へのコメントはこちら