ANA 国際線ファーストクラス搭乗記3 〜機内食編〜
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飛行機の楽しみといえば、やはり機内食ですよね。当然、メニューがANAのサイト上に掲載された瞬間からチェックしております。まずはこの日のメニューを振り返っておきましょうか。ちなみに、機内ではこのような重厚な形でメニューが各席に置かれております。
ファーストクラス機内食メニュー
和食
先付け
・蟹味噌和え
・菜の花
前菜
・ほやのこのわた和え
・海老押し寿司
・あわびバター醤油焼き
・あんこう琥珀ゼリー
・千枚蕪サーモントラウト鳴門
・鴨ロース煮
・べったら漬け
・乃し梅
・黒豆の串刺し
お椀
・甘鯛白板昆布巻き
お造り
・鰤焼き霜造り 野菜巻き
炊き合わせ
・海老真丈
・牛蒡
・小松菜
小鉢
・北寄貝と芹の胡麻和え
主菜
・はた柚庵焼き
御飯
・炊き立てご飯
和菓子
・とらや羊羹
洋食
アペタイザー
・オシェトラキャビアのカクテル ピエール・ガニェール風赤ビーツ /
黄ビーツ / クロカワカジキ / 調理したクリーム・エペス
・タラバ蟹、装飾されたグレープフルーツとキュウリ、
日本酒の香るゆずのマヨネーズ風
・玉葱のブイヨンとペタル、シャンパーニュでマリネした海老と
烏賊と共に
サラダ
・ガーデンサラダにミモレットチーズを添えて
メインディッシュ
・白金豚のロースト、トム・ド・サヴォアとチョリソーをのせた茄子、
黒米と赤パプリカと共に
・ノルウェー産サーモンのグリエ、海苔の香るじゃがいものピューレ、
マスタードを効かせた人参とディル
・生姜の香る仔牛のブランケット、白インゲン豆と枝豆、ドライトマト、
緑レーズンを添えて
ブレッドセレクション
・バゲット
・パン・イタリアン
・ドライフルーツ入りパン
・栗粉のパン
・レモンバターとともに
チーズプレート
・シャウルス
・ロックフォール
・ポン = レヴェック
・サント = モール・ド・トゥーレーヌ
デザート
・シャルトリューズ・ヴェールの香りの棒状パルフェ・グラッセ、
白いアーモンド・ペーストで巻き、オレンジのジュレとご一緒に
・リンゴのキャラメルクリームのタルト、カシスのコンフィチュールと
アマンド・キャラメリゼを添えて
・洋ナシのマーマレード、パイナップルとパッション・フルーツ、
カリブ地域産ショコラのパルフェ・グラッセをショコラ・オー・レに潜らせて
ファーストクラス機内食メニューのまとめ
和食も洋食も名前を見るだけで旨そうなもの、名前だけではどんなメニューか想像できないものが混ざり合って並んでおります。
和食か洋食のどちらを選ぶかはかなりの難問です。行きと帰りで和食と洋食をそれぞれ食べてみたいとか、そうなると日本発の行きの便では和食にしておいて、帰りは洋食にしようとか色々考えるわけです。
ちょっと調べたところによると、そのときの状況にもよりますが、和食と洋食をメニュー別で組み合わせたりとか、両方を選ぶ、なんてことも可能だそうです。当然、余っていればの話なので注意は必要ですが。。。
そんなイレギュラーな作戦もいいのですが、状況次第なのでまずは和食と洋食のどちらを選ぶかは事前に決めておきたいと思います。和食の方はどんなメニューかを想像可能ですが、洋食の方は味の想像ができないものが実に多い。仔牛のブランケットとは何ぞや・・・って感じです。
色々考えましたが、折角のファーストクラスなので、普段ではまず食べられないメニューが目白押しの洋食をチョイスする結論に落ち着きます。。そして、状況が許されれば和食にも手を付けていく、そういうスタイルで攻めていきます。ちなみにですが、お嫁ちゃんも洋食をチョイスしておりました。
洋食に決めたは良いものの、ここからの更なる難関は洋食の中でも選択肢があること。ここは同じ洋食を食べるお嫁ちゃんと別のものを頼みつつシェアしていくスタンスで臨むこととします。
ドリンク
KRUG
そして、運ばれてくるKRUG。隣の席に座っているお嫁ちゃんと乾杯して、一口味わうと衝撃の味が広がります。メニューに書いてあった説明から一部抜粋すると”青林檎のように瑞々しくありながら、奥深いニュアンスをまとう香り“とあります。
まさにその通り、青林檎という表現がぴったりの爽やかな味が広がります。旨い。今までシャンパンは結婚式やスイートラウンジでくらいしか飲む機会が無く、正直そんなに有り難がるほど旨いかね・・・って感想だったんですが、これは間違いなく旨いです。
アミューズ
柚子風味のチーズバー
スズキのマリネと卵黄の味噌漬け かぼすの香り
フォアグラのムース ポートワイン風味
宮崎産牡蠣と2種類の野菜のブロシェット
あまりに小粋な盛り付け方です。お洒落としか言いようがないというか・・・。感想をざっくり書くと以下です。
・チーズバー:柚子が香り、濃厚な味わいです
・スズキ:身のさっぱり感と卵黄の濃厚感がマッチングしてます
・牡蠣:燻されて味が凝縮されてます
・フォアグラ:見た目は巨峰のようですが、中には濃厚なフォアグラがぎっしりと詰まっています
要約すると全部酒に合うという話です。そして抜群に旨い。KRUGがついつい進んでしまいますね。
アペタイザー
アペタイザーは下記をチョイスです!
オシェトラキャビアのカクテル ピエール・ガニェール風
赤ビーツ/黄ビーツ/クロカワカジキ/調理したクリーム・エペス
キャビアが缶のまま提供されるスタイルが実にファーストクラスって感じがして良いですね。憧れていたスタイルです。ビーツは赤ビーツと黄ビーツのゼリーが2層になっています。クリーム・エペスってのは発酵したクリームのことだそうです。
どう食べたら良いか、初見の団長さんには厳しいものがありますが、それぞれを組み合わせてみたり、パンと食べてみたり、そのままスプーンでいってみたりとキャビアを様々な形で楽しみます。
お嫁ちゃんがチョイスしたアペタイザーはこちらです。
グレープフルーツがちりばめられることでお洒落感が増していますね。一口貰いましたが、濃厚なタラバ蟹の味が堪能できました。旨い。
サラダ
サラダは選択肢が1つしかないので、ほっとする時間です。
ガーデンサラダにミモレットチーズを添えて
ただし、ドレッシングが3種類存在しています。
・ストロベリードレッシング
・和風ドレッシング
・香川産金時人参ドレッシング
ストロベリードレッシングほど冒険はできないが、和風ドレッシングではさすがにつまらない・・そんな気持ちで人参ドレッシングをチョイスです。
この時点でもまだKRUGを飲んでる団長さん。ほろ酔いでKRUGとともにパチリ。
メインディッシュ
続いてお待ち兼ねのメンディッシュ。団長さんは下記をチョイスです。
生姜の香る仔牛のブランケット
白インゲン豆と枝豆、ドライトマト、緑レーズンを添えて
仔牛が来るタイミングでCAさんが「次は肉料理なのでここらで赤ワインはいかがですか?」と打診してきます。団長さんはワインはイマイチ苦手で、特に赤ワインにはめっぽう弱いのですが、なめられちゃいかん、という思いから「お願いします」と快諾。
響21年を使用した高級なハイボール。そして、普段飲むハイボールとは明らかに濃度が違う。実にパンチの効いたハイボールでした。
ちなみに、お嫁ちゃんがオーダーしたメインディッシュはこちらです。
2種類のソースを楽しめる実に上品な一品ですね。
ここまでで食事は完了。あとはデザートを残すのみです。最初の作戦では、和食メニューにもちょっかいを出していくというプランもあったのですが、既に2時間ゆっくりとコースを楽しんだ団長さんのお腹にはそんな余裕はありませんでした。ということで、勇気ある撤退です。
デザート
お嫁ちゃんにデザートの前にマカロンとチョコがやってきました。
こういう粋な計らいもあるのですね。しかし、何故か団長さんのところには来ません・・・そうこうしている内に、メインのデザートがやってきました。
団長さんがチョイスしたデザートはこちらです。
一方、お嫁ちゃんがオーダーしたデザートはこちら。
言わずもがなですが、両方とも旨いです。シャルトリューズ・ヴェールが何か、なんてことはこの際どうでも良いのです。ちなみにですが、デザートを食べてご満悦になっている団長さんの元にもマカロンがやってきました。ありがとうCAさん。
機内食まとめ
洋食と和食を両方食べるのはかなり困難でしょうねぇ・・・和食も食べてみたかったのですが。。。
次回は食事を取った後の機内での過ごし方を紹介することにしましょうか。